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 ◇G1・エリザベス女王杯(2024年11月10日 京都芝2200メートル)

 牝馬の頂上決戦「エリザベス女王杯」はスタニングローズ(牝5=高野)が制し、22年秋華賞以来の復活勝利を飾った。

 中央と地方で通算4464勝の元ジョッキー・安藤勝己氏がレース後、自身のX(旧ツイッター)を更新した。

 勝ったスタニングローズと2着のラヴェルについて「とにかくクリスチャンが乗れてたし、ズブくなってきてたから距離延長と早めの仕掛けがかみ合った。ラヴェルもユウガの腕やね。ルメールが動けんようにガッチリ蓋した上で直線は伸びる進路を確保しとる」とつづった。

 1番人気で5着に敗れたレガレイラには「好スタートが仇になって先の攻防、最後また進路塞がる不完全燃焼」と分析した。

 ▼エリザベス女王杯 1970年、3歳牝馬の3冠最終戦として創設された「ビクトリアカップ」が前身。75年にエリザベス女王が来日したことを記念して、翌年に現在の「エリザベス女王杯」に改称された。96年に出走条件が3歳以上となった。