【エリザベス女王杯】田中歩アナは人気を集める3歳馬の末脚に期待「京都の外回りコースでまた見たい」
◆第49回エリザベス女王杯・G1(11月10日、京都競馬場・芝2200メートル)
ようやく秋を感じる季節になり、今週は混戦模様の一戦です。
本命は人気を集めるであろうレガレイラに。位置取りのぶん、歯がゆいレースが続いていますが、ホープフルSでの強烈な瞬発力が忘れられず、京都の外回りコースでまたあの末脚が見たいです。
美浦・Wコースの最終追い切りではラスト1ハロン11秒0を馬なりでマーク。鋭い決め脚が際立ちました。あとは上手にスタートを決めてくれたらと願うばかりです。ルメール騎手も位置を取りにいくと思いますし、デビューから上がり3ハロン全て最速の末脚は、この舞台で生きるでしょう。
対抗にはシンリョクカを。前走の新潟記念は骨折明けながら勝負根性を発揮し、重賞初制覇を飾りました。直前は美浦・Wコースで5ハロン68秒8―11秒6と鋭い反応。余裕の手応えで併走馬に先着と仕上がりの良さが光りました。阪神JFでリバティアイランドの2着もあり、右回りでも崩れはないとみています。
前が流れるとすれば、その瞬発力を無視できないのが▲シンティレーション。上積みもあり距離延長もこなしてくれるでしょう。(フリーアナウンサー)
【田中歩アナの印】
◎(7)レガレイラ
○(8)シンリョクカ
▲(12)シンティレーション
★(1)ホールネス
△(11)スタニングローズ
△(13)サリエラ
△(9)キミノナハマリア
◆田中 歩(たなか・あゆみ)茨城県出身。客室乗務員を経てフリーアナウンサー転身。現在、グリーンチャンネル「海外競馬中継」など各メディアで活躍中。美浦の田中剛調教師は実父。