【難読漢字】駅名当て 左岸にあるから?
全国には数多くの難読駅名が存在します。本コーナーでは、読み間違いが多い難読駅名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。
読めば、うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをするなんてこともなし! 難読駅を訪ねたくなること間違いなしです!!
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】 何問わかる? 過去に出題された難読漢字の読み方に挑戦!!
難易度:★★★★★
■難読漢字、駅名編の正解はこちら
正解:あてらざわえき
左沢駅は、山形県西村山郡にあるJR東日本の左沢線の駅です。
山形県西村山郡にあった町ですが、昭和34年に漆川村と合併したことによりその名が消滅し、現在は大江町となっています。しかし、その名は駅名として残っています。
駅名の由来については諸説あります。
江戸時代の「出羽国風土略記」において、最上川の左岸に位置する地域を「あちらの沢」、右岸に位置する地域を「こちらの沢」と記されていて、左沢は左岸だったことから、「あちらの沢」と呼ばれ、それが転訛して「あてらざわ」になったといわれています。
ほかに、「あて」は植物の「アテの木(ヒノキアスナロ)」のことで、それに接尾語がついたとする説、アイヌ語が由来という説もあります。
左沢駅の北側の高台にある左沢楯山城史跡公園からは、最上川の雄大な流れと、朝日連峰・蔵王の山々を眺めることができます。
駅の周辺の地域の特産品はラ・フランス、リンゴ、スモモなど。そのほか、豊かな自然のもと、ブロイラーの約2倍の約120日間もの時間をかけて平飼いでのびのびと育てられた「やまがた地鶏」は有名で、駅周辺にも提供店があります。また、お取り寄せも可能となっています。
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】 何問わかる? 過去に出題された難読漢字の読み方に挑戦!!