三菱「最新型ランサー」に反響多数! 「まだ新車で買えるの!?」と驚きの声も! 今も生き残った「“グランド”ランサー」に熱視線
今も販売を続ける三菱「“グランド”ランサー」とは
かつて三菱自動車工業(以下、三菱)が販売していた「ランサー」ですが、現在その名を継ぐモデルは国内で販売されていません。いっぽう海外では、いまも「グランドランサー」というクルマが残っています。
懐かしい車名の存在に対し、SNSなどでは密かに話題となっていますが、いったいどのようなクルマなのでしょうか。
1973年に初代モデルが登場したランサー。最盛期にはセダンを中心にワゴンやライトバンといったさまざまなタイプの車両を展開しており、生産が終了する2010年まで30年以上に渡って三菱自動車を支えていました。
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またランサーは、モータースポーツ部門での活躍も知られています。中でも有名なのが、1991年に登場した4代目モデルでしょう。
上位車種「ギャラン」に搭載していた高性能な2リッターターボ「4G63型」エンジンと4WDシステムを備えたハイパフォーマンスモデルを設定し、世界ラリー選手権(WRC)に参戦し活躍しました。
これが今もファンのあいだで根強い支持を集める「ランサーエボリューション」(ランエボ)の初代モデルとなります。
しかし、そんなランサーも通常のセダンモデルが6代目に生産を終了し、「ランサーエボリューション X」も2016年に販売終了。
細々と続いていた商用バン「ランサーカーゴ」も2019年で生産終了となり、ランサーの名を冠したモデルはすべて姿を消しました。
しかし台湾では、いまだにランサーの名を持つ車両が販売されています。それが「グランドランサー」です。
グランドランサーは「ギャランフォルティス」がベースになっていますが、デザインは独自のものとなっています。
まず、フロントマスクは力強い「ダイナミックシールド」を採用。三菱車らしいデザインを取り込みつつ、テールランプはコの字型のLEDタイプとするなど、近代化がなされています。
さらに、フロントフェンダーにはランエボを彷彿とさせるダクトが追加。ドアパネルにもアグレッシブなコの字型のキャラクターラインが設けられるなど、姿が大きく変わっています。
パワートレインは、140PSを出力する1.8リッター4気筒MIVECエンジンと6速スポーツモード付CVTの組み合わせ。
最上級グレードには、パドルシフトや18インチアルミホイールやサイドスカート、それに専用セッティングのスポーツサスペンションなどが備え付けられています。
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日本では生産終了して久しいランサー。それどころか、三菱は日本市場にセダンタイプの車両を展開していないため、非常に珍しいモデルといえます。
SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。
その多くは、ランサーエボリューションと絡めた話題がよく出ていました。なかには「これをベースにランエボを復活させたら?」という声も。
また「ギャランやランサーみたいなカッコいいセダンを製造していた三菱が戻ってこないかな」「なかなか格好いいではないか」など、三菱のセダン車に思いを馳せる声も多く見られました。