日本代表と戦うインドネシアにオランダ系の帰化選手が多いワケ 吉田麻也も実感「ナシゴレンとかミーゴレンとか…」

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日本代表は、15日にインドネシア、19日に中国とのW杯アジア最終予選を戦う。

そうしたなか、元日本代表キャプテンである吉田麻也は、Tokyo FMの『吉田麻也の切り替えて行こう!』で、インドネシアについてこんな話をしていた。

「招集メンバーは収録時点ではわかりませんが、僕の注目選手は、やっぱり大橋(祐紀)選手ですねぇ!大橋選手に出てほしいなぁ、チャンスがあったらいいなぁなんて思っております。

今回はインドネシアと中国と対戦ということなんですけど、まあまあ…勝つでしょう!これねぇ、なんか言ったら言ったで批判されるし、勝つでしょうと言ったら、無責任なことを言ってると言われるし、難しいところなんですが、勝つでしょう!!

インドネシアはいま帰化の選手が多いんですよ。帰化は国を変えることですね。もともとオランダ領だったこともあり、オランダにルーツのある選手がいるんですよ。

僕がオランダでプレーしていた時もインドネシア系のオランダ人って結構いて。大体、インドネシア系かスリナム系がいるんですけど。

オランダにはインドネシアのご飯であるナシゴレンとかミーゴレンとか、チキンにピーナッツバターがかかったやつとか、炒飯みたいなやつとかも、オランダ人はみんな食べるんですよね。

だから、最初は僕も勉強不足で、なんでアジアっぽいの食べるのかなぁと思って調べたら、もともとオランダがインドネシアを植民地としていた時代の名残ということで。

いまもその名残があり、オランダにはインドネシア系の選手がいたり、逆にインドネシアにオランダ系の人がいたりするので。そういう帰化した選手が結構いい選手がいるらしいので、そこは要注意だとは思いますが、まぁ勝つでしょう!」

吉田は2010年から2012年までオランダのVVVでプレーしており、その時にインドネシアとのつながりを知ったという。インドネシアは1949年にオランダから独立している。

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ちなみに、オランダ代表として活躍したクラレンス・セードルフやエドガー・ダーヴィッツは旧オランダ領のスリナム生まれ(1975年に独立)。