納得の回り足でG1初優勝を狙う宮之原輝紀

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 「ウェイキーカップ・G1」(4日、多摩川)

 地元の宮之原輝紀(26)=東京・118期・A1=が、準優10Rを3コースから2着に粘り優出を決めた。1Mはまくり差してインの池田浩二(愛知)に迫り、回った後はごった返すバックの中で1周2Mを差して抜け出した。

 「(準優は)外周りとペラをやって、展示から一番いい仕上がり、体感でした。行き足、伸びは普通ですけど、回り足は納得の状態でレースができました。回り足をこの状態にできたのは収穫です」と4日目まで課題としていた回り足の底上げを自画自賛した。

 9月にG1・津周年の優勝戦でFを切り、次節のG1・まるがめ周年(9〜14日)後はF休みとなる。「G1はこことまるがめしかないので、チャンスがあれば優勝したい。Sは無理できないですけど、展開を突ける舟足だと思います」とG1初優勝へ気合を入れていた。