始球式を行った中畑清氏【写真提供:産経新聞社】

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DeNA初代監督の中畑清氏が始球式…TV解説では感極まる場面も

■DeNA 11ー2 ソフトバンク(3日・横浜)

 DeNAは3日、横浜スタジアムで行われたソフトバンクとの「SMBC日本シリーズ2024」第6戦に11-2で勝ち、1998年以来26年ぶり3度目の日本一に輝いた。この日は、球団がDeNAになった2012年から4年間監督を務めた中畑清氏が始球式を行い、テレビ解説も務めた。ファンは「あなたがいたからベイスターズが強くなった」「中畑さんのお陰」と声をあげている。

 70歳の中畑氏は監督時代につけていた背番号70ののユニホームを着用してマウンドへ。戸柱恭孝捕手に1球を投じた。球場のファンは拍手喝采。中畑氏は帽子を取って笑顔で声援に応えた。

 大役を務めた後はテレビ解説。DeNAがリードを広げるにつれて、声のトーンが落ちていく。終盤は涙声で、声を詰まらせる場面も。感激している様子が伝わってきた。

 監督を務めた4年間は6、5、5、6位。好結果は残せなかったが、筒香嘉智外野手を4番に据えるなど、その後の躍進の礎を築いた。

 感激する“初代指揮官”にファンも続々反応。SNSには「全てキヨシさんのおかげ」「中畑さんの偉業は素晴らしい!」「間違いなく礎を築いてくれた」「誰よりもこの光景を望んでいた人」「感動しました」「胸を打たれました」とコメントが寄せられていた。(Full-Count編集部)