「正直、期待していなかった」史上初のシティ戦勝利、アーセナルに続き上位撃破にボーンマス指揮官「ベストレベルに近くなければ不可能」

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ボーンマスのアンドニ・イラオラ監督が、マンチェスター・シティ戦の勝利を振り返った。イギリス『デイリー・エコー』が伝えた。

2日、プレミアリーグ第10節でボーンマスはホームにシティを迎えた。

プレミアリーグで首位に立つシティを相手にボーンマスは立ち上がりから高いパフォーマンスを示し、9分にアントワーヌ・セメンヨが先制ゴールを奪う。

開始15分でゴールを目指しているボーンマスはミッションを遂行。すると、1-0で前半を粘ると64分にはエヴァニウソンが追加点を奪い、リードを2点に広げる。

ケガ人が多く、ベストメンバーが組めないシティはなかなかゴールが奪えず。84分にヨシュコ・グヴァルディオルがネットを揺らすが、ボーンますが2-1で勝利を収め、シティに初黒星をつけた。

イラオラ監督は、クラブ史上初めてシティ相手に勝利を収めたことについて振り返り、チームが見せたパフォーマンスを称えた。

「シティに勝つのは非常に難しいと思う。少なくとも、今日は楽しまなければいけない」

「明日からはブレントフォードについて考え始める。ただ、結果は別として、私はパフォーマンスに非常に誇りを持っている。当然のことながら、彼らに勝つことはさらに難しいと思う」

「最後の数分で相手に追い詰められ、最後まで苦しんだとしても、この勝利は我々の勝利に値すると思う」

また、早い時間帯にゴールを決めることを重視しているイラオラ監督。セメンヨが早い時間でゴールを奪ったことは、勝利に近づいた要因の1つだとした。

「このような相手と対戦する場合、自信のためだけでなく、相手にとっても普段はいつも勝っているのだから、今日は勝てないかもしれないと考え始める瞬間がなければならない」

「だから、相手が『気をつけろ』と思える瞬間を見つけなければならない。そして当然、先制点を取られれば、相手にとっては居心地が悪い試合になると思う」

これでアーセナル、アストン・ビラ、シティと3試合連続で昨季のトップ4から勝ち点を奪ったボーンマス。イラオラ監督は100%のパフォーマンスが必要だと語っていた中、シティの状態も勝利に影響したと振り返った。

「100%を超えることは無理だと思う(笑)。ただ、とても近かった。我々には100点近くが必要だが、おそらく彼らも最高の日を過ごせないようにする必要がある。両方が必要だ」

「この試合で、もしハーランドが最後の1点を決めていたら、彼らはとても強く勝てなかっただろう。しかし、前半は譲れなかった。我々がベストレベルに非常に近いプレーをしなければ、それは不可能だ」

この勝利でボーンマスは8位に浮上。アーセナルに勝利、アストン・ビラに引き分け、シティに勝利と昨季のトップ4相手に勝ち点を奪う結果となった。

イラオラ監督はこの結果に「嘘をつくつもりはない。7ポイントは期待していなかった」と正直に語り、「多くのことをうまくやらなければならない。もっとポイントが必要であり、続けなければならない。そして、これらのチームに対して今ポイントを獲得しているので、さらに積み上げて、有利に進めていきたい」と、この勢いを続けていきたいとした。

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