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いまどきの節約・使い切り料理術を身につけたら、どんなメリットがあるのだろうか。料理研究家のアドバイスを受けつつ、1週間分の献立選びから、食材の買い出し、料理にトライしてみた

【写真】6日目「豚肉とエリンギのケチャップソース」「小松菜と油揚げの旨みマヨ和え」

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「5日目」よりつづく

6日目(土曜日)

【昼食】

作りおきの「キャロットラペ」を楽しむ。そろそろ余り食材の最終活用どきだ。ツナ、コーン、玉ねぎ、にんじん、小ねぎをバターで炒めてピラフ風の炒めごはん。ツナとコーンの組み合わせが引き立ち、余りものとは思えない出来。

【夕食】

取材に出かけ、帰ってすぐ「豚肉とエリンギのケチャップソース」をレンジでチン。「小松菜と油揚げの旨みマヨ和え」とともにいただく。

主菜は、小さな子どもも喜びそうな味付けだ。副菜は、油揚げをトースターでこんがり焼いたので、カリカリ感が残っている。いつか焼きたても食べてみたい。味付けは、マヨネーズと焼肉のたれのみ。このふたつの調味料の相性のよさに大感動。

明日の夕食作りもサボれると思うと、気持ちに余裕ができ、心が潤う。

《6日目の夕食の主菜》
「豚肉とエリンギのケチャップソース」

【材料】

・豚こま切れ肉…150g
・エリンギ…1/2パック
・玉ねぎ…1/4個
・A
 ・塩・こしょう…各ひとつまみ
 ・片栗粉…大さじ1

・B
 ・トマトケチャップ
 ・中濃ソース…各大さじ2・1/2
 ・砂糖・コンソメ(顆粒)…各小さじ1/2
 ・バジル(乾燥)…5ふり
 ・ニンニク(チューブ)…2.5cm分

・パセリ・コーヒーフレッシュ…各適宜

【作り方】

(1) エリンギ、玉ねぎは薄切りにする。

(2) 耐熱性の保存容器に豚肉を入れてAをふりかけ、(1)をのせて広げる。

(3) Bをまわしかけ、ふんわりとラップをかけて、電子レンジで5分加熱する。

(4) (3)をよく混ぜ、ラップをして30分おき、なじませる。食べるときにお好みでコーヒーフレッシュをかけ、パセリを散らす。

・『週末にパパっと作って、平日は食べるだけ! 1週間3000円作りおきレシピ』(あおにーな著)を参考に材料を2人分にアレンジ
・電子レンジは600Wが基準。火の通り具合を確認しながら加熱時間を調整してください
・電子レンジを使うときは必ず耐熱性の保存容器を使用しましょう
・ポリ袋はポリエチレン製で、耐冷温度が−30度、耐熱温度が110度のものを使用

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