ルヴァン杯“個人連覇”「祐也、5番目行けるか」名古屋FW山岸は優勝決定キッカーに
[11.2 ルヴァン杯決勝 名古屋3-3(PK5-4)新潟 国立]
勝負を決めるPK戦5人目のキッカーで登場したのは、FW山岸祐也だった。背番号11は6万人超の視線が集まる中で堂々とゴール中央に優勝決定弾を蹴り込んでみせた。
昨年の記憶が蘇っていたはずだ。昨年度のルヴァン杯決勝も福岡の一員として臨んでいた山岸は、後半10分に蹴ったPKを相手GK西川周作に止められていた。
チームはその後1点差に詰め寄られたものの逃げ切りに成功したために直接的な責任を背負うことはなかったが、苦い思い出として頭の片隅に残った。
それもあって「蹴り方」を少し変えるようにしていたという。「去年は最初から斜めに入っていたけど、今年はまっすぐに入って、GKのアングルを変えるような感じに変えた。上手く逆を取ることができたと思います」。
何より5人目に指名してくれた長谷川健太監督の起用を意気に感じていた。最初の説明では7人目で蹴ることになっていたが、円陣を組む前に健太さんに『祐也、5番目行けるか』と言われて。そこで試合を決められたので、持っているなと思いました」。最高の結果に口も滑らかだ。
福岡から移籍してきたDF三國ケネディエブスとともに個人連覇の達成となった。ただ三國の場合は昨年はベンチ外。今年はピッチレベルで歓喜の瞬間を迎えると、優勝が決まった瞬間はただ一人、ゴール裏の看板を乗り越えてサポーターのもとに駆け寄る姿が印象的だった。
PK戦は9番目で蹴る予定だったと明かした三國。「自信がないわけではなかったけど、僕より上手い選手がいっぱいいるので、そういう選手に託した」。それよりも「ベンチ外で見る景色と、自分が出て最後試合終了の笛が鳴ったときの景色は全然違いました」と笑顔で喜びを嚙み締めた。
勝負を決めるPK戦5人目のキッカーで登場したのは、FW山岸祐也だった。背番号11は6万人超の視線が集まる中で堂々とゴール中央に優勝決定弾を蹴り込んでみせた。
昨年の記憶が蘇っていたはずだ。昨年度のルヴァン杯決勝も福岡の一員として臨んでいた山岸は、後半10分に蹴ったPKを相手GK西川周作に止められていた。
チームはその後1点差に詰め寄られたものの逃げ切りに成功したために直接的な責任を背負うことはなかったが、苦い思い出として頭の片隅に残った。
何より5人目に指名してくれた長谷川健太監督の起用を意気に感じていた。最初の説明では7人目で蹴ることになっていたが、円陣を組む前に健太さんに『祐也、5番目行けるか』と言われて。そこで試合を決められたので、持っているなと思いました」。最高の結果に口も滑らかだ。
福岡から移籍してきたDF三國ケネディエブスとともに個人連覇の達成となった。ただ三國の場合は昨年はベンチ外。今年はピッチレベルで歓喜の瞬間を迎えると、優勝が決まった瞬間はただ一人、ゴール裏の看板を乗り越えてサポーターのもとに駆け寄る姿が印象的だった。
PK戦は9番目で蹴る予定だったと明かした三國。「自信がないわけではなかったけど、僕より上手い選手がいっぱいいるので、そういう選手に託した」。それよりも「ベンチ外で見る景色と、自分が出て最後試合終了の笛が鳴ったときの景色は全然違いました」と笑顔で喜びを嚙み締めた。