マンU指揮官退任から4日後…テン・ハフ監督が感謝のメッセージ「皆さんのサポートは揺るぎないものだった」

写真拡大

 マンチェスター・ユナイテッドの指揮官を退任したエリック・テン・ハフ監督が11月1日、クラブのサポーターや関係者に感謝の意を表した。

 2022年4月にマンチェスター・ユナイテッドの指揮官へと就任したテン・ハフ監督。名門の再建を託された同監督は、1年目からカラバオカップ優勝を飾ってタイトルを手に入れた。しかし、2年目の昨シーズンはFAカップ制覇を成し遂げたものの、プレミアリーグではクラブ最低順位を更新する8位に低迷。3年目の今シーズンも開幕からスタートダッシュに失敗し、3勝2分4敗の14位となったタイミングで指揮官からの退任が発表された。

 10月28日の退任発表から4日後、テン・ハフ監督は自身のマネジメント会社『SEG』を通して声明を発表。「いつもクラブを支えてくれてありがとう。遠く離れた試合でも、『オールド・トラッフォード』でのタフな試合でも、皆さんのサポートは揺るぎないものだった。皆さんのおかげで『オールド・トラッフォード』の雰囲気はいつも熱気に満ちていた」とファンに感謝を述べた。

 また、「良い時も悪い時も揺るぎないサポートをしてくれたクラブの各部門のスタッフにも感謝したい」とコメントしながら、「私たちは2つのトロフィーを獲得したが、これは一生の宝物だ。もちろん私の夢はもっと多くのトロフィーをキャビネットに収めることだった。残念ながら、その夢は終わってしまった」の胸の内を告白。続けて、「マンチェスター・ユナイテッドのファン全員に成功、トロフィー、そして栄光だけを祈っている。皆さんのサポート、そしてクラブの皆さんから受けた温かい心は、私に安らぎを与えてくれた。人生のこの章に感謝する」とメッセージを締め括っている。