「家族が家屋に挟まれている」と能登地震の発生当日に虚偽投稿十数件…25歳に罰金20万円

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 能登半島地震の発生当日に被災者を装ってX(旧ツイッター)に救助を求める虚偽の投稿をしたとして、偽計業務妨害の疑いで逮捕された埼玉県八潮市、会社員の男(25)について、輪島区検が同罪で略式起訴し、輪島簡裁が罰金20万円の略式命令を出していたことがわかった。

 略式命令は10月9日付。

 男は1月1日午後7時頃から、倒壊した家屋に挟まれた家族らが救助を求めているという虚偽の文章を十数件投稿し、県警の捜索活動などを妨害した疑いで、7月に逮捕された。投稿を受けて県警による捜索が行われたが、家屋の倒壊はなく、住人も無事だった。