9回2死一塁、右前安打を放つ筒香嘉智(カメラ・中島 傑)

写真拡大

◆SMBC日本シリーズ2024第1戦 DeNA3―5ソフトバンク(26日・横浜)

 今季5年ぶりにDeNAに復帰した筒香嘉智外野手が、7年ぶりの日本シリーズで、9回2死一塁の場面で代打で登場し、右前安打を放った。守護神・オスナから2点を奪い返し、いけいけムードの中、147キロのカットボールを鋭く右前に運び、一、三塁とチャンスメイクした。チームは9回に3点を奪い返したが、猛追はあと一歩及ばなかった。

 DeNAは今季3位でリーグを終えたが、CSで勝負強さを発揮。巨人とのCS最終ステージは6戦中4試合が1点差という接戦を制し、7年ぶりに日本シリーズに進出した。今年の大舞台は、くしくも当時と同じソフトバンクとのカード。雪辱を期すチームは球団史上3度目、DeNAとしては初となる日本一を狙う。