ここまでプレイ時間は“286分” 今季も出場時間確保に悩むDFドラグシンに浮上した移籍の噂を代理人が一蹴「彼はトッテナムのことしか考えていない」
ルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシン(22)は今シーズンもトッテナムでプレイ時間を確保するのに苦労している。
2024年冬にトッテナムにジェノアから加入したドラグシンは、ELで開始早々にレッドカードをもらう試合もあり、ミッキー・ファン・デ・フェンとクリスティアン・ロメロの牙城を崩せない状況が今シーズンも続いている。ここまでの同選手の出場は公式戦5試合のみでプレイ時間は286分に留まっている。
「私は(移籍の可能性のある)誰とも話をしていないし、トッテナムも彼を手放すつもりはないと思う。ラドゥは集中しており、スパーズでチャンスを活かしたいと思っている。私もそのニュースを見た。繰り返しになるが、私は誰からも連絡を受けていない。多くのチームが彼を追いかけていることは喜ばしいことだが、私に電話してきた他の人たちにも、今日時点では興味がないと伝えた」
「プレイ時間が少ないと、どの選手も満足しないが、彼は自分のポジションを確保したいと思っている。彼が今後どれだけの試合に出場するかは、また後で見てみよう。現時点では、移籍について考えるのは時期尚早だ」
しかし、同氏はこのまま現状が変わらない場合は将来的に移籍を考える可能性もあると語り、現在噂されるナポリについてこのように答えている。
「もし彼がこの冬まで試合に出ないなら、移籍先を探すのは普通のことだ。しかし、私はそうはならないと思う。トッテナムも彼をとても信頼しているし、我々も移籍するつもりはない。ナポリは確かに素晴らしいチームで、イタリアのリーグで首位に立っており、有効な選択肢となるだろう。彼はトッテナムのことしか考えていないし、流れている噂は否定する。オファーは来ていない」
ドラグシンはトッテナムでポジションを奪い取ることに集中していることを強調したマネア氏。同じポジションを争うライバルは世界トップクラスのディフェンダーであるが、ドラグシンはアンジェ・ポステコグルー監督の信頼を勝ち取り、出場時間を増やしていけるか。