GPシリーズ第1戦スケートアメリカで優勝した三浦璃来、木原龍一組【写真:ロイター】

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怪我からの復活を遂げたりくりゅうペア

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦・スケートアメリカは20日(日本時間21日)まで米テキサス州で行われた。ペアでは昨年の世界選手権を制した“りくりゅう”こと三浦璃来木原龍一ペア(木下グループ)が合計214.23点で優勝した。三浦は自身のインスタグラムを更新。演技中の美しいリフトの姿勢に粋なネーミングを添えると、ファンから「素敵な呼び名」「確かに見えます」といった声が寄せられている。

 ショートプログラム1位で迎えたフリーではジャンプでミスが出たものの、得意のリフトでは出来栄え点で加点をもらい、2位に大差をつける圧勝劇。三浦は自身のインスタグラムにリフトの写真を公開し「Pizza lift」と“珍名”をつけた。持ち上げる木原の右手は待っすぐに伸び、リフトされた三浦は伸身での水平状態をキープ。“ピザ職人”ばりの演技だ。

 これにはファンから「pizza liftとは素敵な呼び名!」「このリフト復活嬉しかった〜」「これはピザを回す方も回されるピザもすごいと思います」「すごい体幹」「りくちゃん、氷と水平 美しすぎです」「確かにピザに見えます笑笑」「りくりゅうのリフト安定感ありすぎて大好きです」といった声が上がっている。

 2022-23年シーズンではGPファイナル、世界選手権を制したものの、昨季は9月のオータムクラシックに出場後に木原が腰椎分離症を発症し、GPシリーズ、日本選手権を欠場したりくりゅうペア。今年2月の四大陸選手権で復帰して2位、3月の世界選手権でも2位に入り、今季初戦で見事に復活を遂げた。

(THE ANSWER編集部)