「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X SEASON2」メーンビジュアル

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 タレントの手越祐也(36)がX JAPANのYOSHIKIプロデュースによる13人組のバンド&ボーイズグループ「XY」に新メンバーとして加入することが24日、分かった。手越にとっては2020年6月まで所属したNEWS以来のグループ活動。YOSHIKI側からのオファーによるもので、前代未聞のプロジェクトには、日本テレビ系「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X SEASON2」(29日スタート、火曜、深夜0・59)が密着する。

 アーティスト・手越祐也が、YOSHIKIとともに世界へ飛び出す。13日には同局の「世界の果てまでイッテQ!」に4年ぶりの出演を果たし、大きな話題を呼んだばかりの手越が、新たな挑戦をスタートさせる。

 手越が加入するXYは、世界に通用するボーイズグループ結成を目指し、オーディションをへて2023年に始動。バンド5人とダンス・ボーカル8人の2つのグループで構成され、両グループをメンバーが流動的に行き来することで、形を変えながら活動している。

 YOSHIKIは手越加入の意図を「XYには目の前の扉を開けて、世界で活躍するスーパースターになるための次のステージに進んで行って欲しい」と説明。「才能のあるXY13人と、尋常ではないパワーのある手越くんの前代未聞のかけ合わせで、凄い化学反応をおこす予定です」と期待を寄せた。一方で、突然の発表に戸惑いを隠せず、中には涙を流すメンバーもいたという。

 これまで目立った交流はなかった両者だが、手越はかねてからYOSHIKIのファンであり、19年には同局の「THE MUSIC DAY」で、X JAPANの「紅」をソロで披露。憧れのYOSHIKIからのオファーを受け「最初は正直驚きました」といい、「YOSHIKIさんの『XYも、日本のエンターテインメントも、盛り上げたい』という想いを伺い、僕もその新たな景色を一緒に見たいと、加入を決意しました」と決断の理由を語った。

 手越にとってグループとして活動するのはNEWS時代以来。XYのメンバーはほぼ全員が20代だが「僕がこれまで学んで来た、ステージ上での立ち振る舞いなど、自分の音楽の経験からメンバーに伝えてあげられる事もあると考えています」と最年長者としての自覚も十分だ。

 「自分の中でもアーティスト手越祐也としての新たなチャレンジだと思っている」と決意を口にした手越。「14人のXYでどんな音楽が作れるのか、ワクワクしています」と自身の未来への期待を口にした。