“出直し選挙”挑む斎藤元彦前知事が公約を発表 これまで自身が行ってきた改革を継続したいと訴える【兵庫県知事選挙】

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 出直し選挙に臨む、前の兵庫県知事が公約を発表しました。

 10月23日、閉会した兵庫県議会の本会議。本会議では、開会日の9月19日、パワハラ疑惑などを告発された斎藤元彦前知事(46)に対する不信任案が全会一致で可決。斎藤前知事が9月30日付で失職したため、残りの日程は知事が居ない中、開かれました。

 (兵庫県議会 浜田知昭議長)「(知事不信任は)リーダーとしての知事の資質を問うものであり、混乱をもたらした事実は決して消えるものではありませんが、県政への信頼を早急に取り戻さなければなりません」

 知事の失職に伴う知事選挙は、11月17日に行われます。

 知事選挙への出馬を表明している斎藤前知事は10月23日、知事選の公約を発表。

 (前兵庫県知事 斎藤元彦さん)「一人一人が躍動し輝ける兵庫県を目指したい」

 県立大学の授業料無償化など若者に対しての政策や災害対策に関する取り組みを挙げ、これまで自身が行ってきた改革を継続したいと訴えました。

 (前兵庫県知事 斎藤元彦さん)「この3年間でいろんな施策の改革ができてますので、さらに飛躍することができるのは斎藤元彦が適任だと思っています」

 兵庫県知事選挙には、このほかに前尼崎市長の稲村和美さん(51)、共産党推薦の医師・大澤芳清さん(61)、参院議員の清水貴之さん(50)、元加西市長の中川暢三さん(68)、経済産業省の元官僚・中村稔さん(62)、レコード会社経営の福本繁幸さん(58)が出馬を表明していて、会社役員の木島洋嗣さん(49)が出馬の意向を固めています。