◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ メッツ―ドジャース(18日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)

 ドジャースのM・ベッツ内野手(32)が18日(日本時間)、4戦先勝のリーグ優勝決定シリーズ第5戦、敵地・メッツ戦に「2番・右翼」で先発出場。5点を追う6回先頭で2戦連発となる今ポストシーズン(PS)4号ソロを放った。

 3番手右腕・スタニクの88・9マイル(約143・1キロ)スライダーを打球速度104・8マイル(約168・7キロ)、角度23度、飛距離382フィート(約116・4メートル)で左翼席に運んだ。17日(同18日)の第4戦では3点リードの6回1死一塁で3号2ラン。同日は大谷の3四球の直後に左前打、左翼線2点二塁打と全て安打で4打点を挙げ、「理解できるけど、彼(大谷)をずっと歩かせるわけにはいかないよ。もし歩かせ続けるなら、それでもいいけど」とプライドをのぞかせていた。

 18年MVPの男も、PSでは22年から今季の地区シリーズ第2戦まで29打席無安打を記録するなど“逆PS男”だったが、汚名を返上し、完全復活している。