白石茉莉奈

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1かつてジュニアタレントとして活躍し、2013年にセクシー女優としてデビューを飾った白石茉莉奈。しかし彼女はデビュー当初から、結婚して夫のいる身であり、一児の母であることを公言している。
デビュー12年目に突入した今だからこそ、聞かせて欲しいことがある。白石さんは我々のインタビューを通じ、自身のこれまでの活動をどう振り返るのか。白石さんの紡ぐ言葉から、セクシー女優であり一人の母親でもある女性の“生き方”が見えてくるかもしれない。

◆ジュニアタレントから芸能活動をスタート

――白石さんは現在38歳。デビューは11年前ですが、その当時の年齢に加え、元ジュニアタレントという華々しい肩書きがある中で「実は子持ち」と公言するのは勇気のいることだったと思います。

白石茉莉奈(以下、白石):珍しいパターンだったとは自分でも思います。正直、メーカーさんはなかなか首を縦に振りませんでしたけど、やはりどこかでポロっと言ってしまいそうで……。後になって「ヤバい、ヤバい」とフォローに回っていただくくらいなら、という気持ちがありました。

もちろん、ファンの方に受け入れてもらうことは難しいかもしれないという危惧もありましたが、その上で興味を持っていただけるきっかけにもなると考えたのです。

――それを踏まえた上で、なぜセクシー女優になろうと思ったのかを聞かせていただきたいです。芸能活動自体はいつ頃から始められたのですか?

白石:小学校高学年からです。そこから高校の途中まで芸能活動をさせていただいてたのですが、その間ずっと学校生活をおざなりにしすぎたんですよね。もっと行事にも参加してみたいし、アルバイトもしてみたい。周りの同級生との時間の使い方の差を寂しくも感じていたし、一度は今しかできないことがしてみたいと思ったんです。

――それで一旦、芸能活動を休止したのですね。

白石:そしたら、そっちの普通の生活が楽しくなっちゃいまして。お仕事自体の楽しさはわかっていたし、まだ続けていたいと思っていたので、事務所に在籍だけ残すことにしました。

――いずれ復帰しようという気持ちはあったわけだ。

白石:でも、気付いたらかなりのブランクができていて、もう一度事務所に挨拶に行くことが怖くなってしまったんです。結局、そこはなあなあにしたままアルバイトをしながら生きていたのですが、そこによく遊びに来ていた友達が一人の男性を連れてきてくれて、グループ交際が始まって、結婚することになって……今に至る(笑)。

◆旦那とのレスがきっかけとなってセクシー女優の道へ

――だいぶスピーディですね。結婚後はどんな生活をしていたのですか?

白石:パートをしつつ、主婦みたいな感じですね。一時期は某携帯電話ショップの正社員をしていたこともあります。

――お子さんも生まれ、傍から見れば幸せいっぱいだったと思うのですが。セクシー女優としてのデビューを決断したのはどういった理由からなのでしょうか?

白石:夫との性交渉のレスが大きな要因です。女性として、性的な意味で必要とされたくて仕方がなかったんです。ご縁があって今の事務所に入ることになったわけですが、デビューするにあたっては前の事務所にも確認をとりました。ただ、親にはバレたくないとは思っていたんですよね。でも、スタッフさんから「パブ全(パブリシティ全開)でいくよ」って言われて、何のことだかわからないままOKしちゃったんです(笑)。

◆「白石茉莉奈って誰ですか?」と母親から連絡が

――結果的には、かなり早い段階で親バレをしたそうですね。

白石:その頃は母がよくご飯を作りにうちまで来てくれていたんですよ。でもある日、母がふとベッドの下を覗いた時に、私のファースト写真集が大量に入った段ボールを見つけてしまったんです。そして「白石茉莉奈って誰ですか?実家で家族会議をしましょう」と。