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『ジュラシック・ワールド』シリーズのブライス・ダラス・ハワードが新作映画『All of Her(原題)』にて監督を務めることが分かった。米が報じている。

『All of Her』の詳細はまだ伏せられているが、『ジュラシック・ワールド』(2015)『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022)でメガホンを取ったコリン・トレヴォロウと『私ときどきレッサーパンダ』(2022)の初期制作スタッフであるサラ・ストライカーによるオリジナルの物語だ。ストライカーは脚本も兼務し、トレヴォロウはプロデューサーとしても携わる。ハワードは自身の制作会社Nine Muses Entertainmentを率いて製作総指揮を務める。

配給を担うライオンズゲートは目下、主人公を演じる女優を探しているところ。複数の役柄を演じることになるようで、まさしくタイトルの『All of Her(=彼女のすべて)』を顕す存在となりそうだ。

ライオンズゲート代表のネイサン・カヘインは、「この映画にはすべてが詰まっています。監督として先頭に立ってくれるブライスとともに、大いに楽しいアイデア、主演女優のびっくりするような役割、その裏側に素晴らしい才能があるのです。このプロジェクトを始めることにわくわくしています」とコメントしている。

ハワードとトレヴォロウは『ジュラシック・ワールド』シリーズほか、Amazonのアクション映画『Deep Cover(原題)』でも再度タッグをいる。女優と監督・脚本家という間柄が、『All of Her』では監督と原案者に変わり、これまでの関係値がどう活かされるかも気になるところだ。

ハワードといえば、『スター・ウォーズ』のドラマシリーズや「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」のほか、2024年12月から開始する新しりーず「スケルトン・クルー(原題:Skeleton Crew)」でもエピソード監督をいる。名匠ロン・ハワードを父に持つ彼女は『All of Her』のほか、ディズニー映画『ナビゲイター』(1986)リメイク版の監督も手がけることとなっている。

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