東大の渡辺向輝【写真:産経新聞社】

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東大が法大にサヨナラ勝ち

 東京六大学野球は13日、秋季リーグ第5週で東大が法大に3-2のサヨナラ勝ちを収めた。渡辺向輝投手(3年)が9回151球を投げて9安打2失点。見事な完投勝利となった。父はロッテで活躍した渡辺俊介氏。同じアンダースローで、ネット上のファンは「投げ方そっくり」「息子さんもアンダーなのか」と驚いている。

 渡辺は2回、松下歩叶(3年)に同点ソロを被弾。3回には内海壮太に勝ち越しタイムリーを浴びた。それでもその後は得点を許さず。被安打9、四死球7を与えながらも、奪三振3つと打たせて取る粘りの投球を披露した。チームは同点の9回、門田涼平(2年)のサヨナラタイムリーで勝利した。

 プロ通算87勝をマークしたサブマリン、俊介氏を父に持つ。同じく右のアンダースローで、X上では東大の勝利に対する反響とともに「渡辺俊介の息子さん普通に凄くないか」「息子さんもアンダーなのか……」「お父様と同じく、アンダースローです」「渡辺俊介投手にそっくりですね」「投げ方そっくり」などとコメントが集まっていた。

 東大は第4週で慶大相手にも1勝している。法大とはこれで1勝1敗となり、14日に勝ち点をかけて対戦する。

(THE ANSWER編集部)