爽やかな甘みと酸味が特徴の県産のオリジナルりんご「秋星(しゅうせい)」がきょう、初出荷されました。

大きくて真っ赤な県産りんご「秋星」。

県が開発した独自の品種で2024年で17年目を迎えます。

金沢市銚子町の集出荷場にはけさ収穫されたばかりの秋星およそ700キロが運び込まれ、等級や大きさごとに選別し箱詰め作業が行われました。

9月の豪雨、りんごが落下したり木が倒れる被害も

生産者によりますと9月、能登地方を襲った記録的豪雨で、金沢市内でも風が強まりりんごが落下したり倒木するなどの被害があったということです。

また、今年は気温が高い日が続き、品質が心配されましたが生産者の工夫で大玉で甘みと酸味のバランスがとれたりんごに仕上がったということです。

JA金沢市りんご部会 高木孝 部会長

「色んなところで販売していますので、みなさんに秋星を食べていただいてPRしていただければなと思います」

2023年よりもやや多い16トンの出荷を見込んでいて、12日の昼頃から石川県内のスーパーやAの直売所で販売される予定です。