9月の豪雨で自宅や仮設住宅が床上浸水し、他の自治体への2次避難を希望した石川県輪島市の15世帯・29人が、11日、七尾市の旅館や民宿に移りました。

2次避難を希望したのは、先月の記録的豪雨で床上浸水した輪島市宅田町や門前町浦上の仮設住宅のほか、久手川町や西保地区の住民23世帯・46人です。

このうち、健康チェックなどの手続きを済ませた15世帯29人が、自家用車で七尾市和倉温泉や能登島にある旅館や民宿に2次避難しました。

県はこれまで2次避難の受け入れ先として36の施設でおよそ900人分を確保しています。

今後、珠洲市でも住民の意向を確認する予定で、地元の自治体を離れて2次避難する住民はさらに増える見込みです。