JFA・宮本恒靖会長

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◆26年北中米W杯アジア最終予選▽第3戦 サウジアラビア0―2日本(10日、サウジアラビア・ジッダ)

 日本は敵地でサウジアラビアを2―0で下し、W杯最終予選3連勝を飾った。過去3戦3敗だった鬼門の敵地での完勝。今回の最終予選は3戦全勝無失点と快進撃を続ける森保ジャパンを日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が絶賛した。

 会場のキング・アブドゥラー・スポーツシティはサウジアラビア代表の“聖地”として知られ、過去14試合で11勝3分けと無敗。日本も17、21年の最終予選で、0―1で敗れていたが、通算4試合目で初得点&初勝利を飾った。同会長は「サポーターの盛り上がり、挑発も冷静に、落ち着いて(試合を)進めた」と5万6000人以上のサウジサポーターの前にも動じなかった選手たちを称賛。

 今年1月のアジア杯では先制点を奪った後に反撃を受けたが、今回のアジア最終予選では中東の敵地2試合で無失点。「最後の最後まで進入されていない。守備の強さが出てきた」と元代表DFとしての視点でチームの成長を認めていた。