[東京 8日 ロイター] - イオングループでマルエツ、カスミなどを事業会社に持つユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)は8日、25年2月期の連結純損益について9億円の赤字に修正すると発表した。従来は18億円の黒字を見込んでいた。

労働力確保のための労働条件改善や賃上げが必須となるなか、消費者の生活防衛意識の高まりが顕著となり、買い上げ点数や売り上げ総利益率が想定を下回ったという。子会社で税制改正に伴う外形標準課税の税率変更を織り込んだことも影響した。

通期の売上高にあたる営業収益は7275億円(従来予想7451億円)、営業利益は59億円(同85億円)を見込む。