バルセロナ、一部サポーターの問題行為で罰金&CLアウェイ1試合のチケット販売禁止処分

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 バルセロナは27日、アウェイで行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節のモナコ戦(バルセロナが1−2で敗戦)で、一部サポーターが人種差別的行為を行なったことにより、UEFAから1万ユーロ(約160万円)の罰金及び、11月4日にアウェイの地で行われる同リーグフェーズ第4節ツルヴェナ・ズヴェズダ戦のチケット販売禁止の処分が科されたと公式声明で発表した。

 バルセロナは声明で、すでに同試合のチケットを購入しているファンにチケット代金の返金を行うと説明し、「FCバルセロナは、暴力に関するあらゆる正当化を拒否する」と差別や暴力を容認しないとの姿勢を明確にした。

 なお、今回の問題行為の詳細は明らかにされていないが、スペインメディアの『スポルト』や『マルカ』は、モナコの地に駆けつけたバルセロナの一部サポーターが、同クラブを率いるドイツ人指揮官のハンジ・フリック氏への応援として掲出したフラッグがナチスを連想させるものであったことが原因と説明している。