50代の美容ライターがリアルに食べている罪悪感ナシ(ギルトフリー)おやつを紹介します。どうせ間食するなら、「太るかも…」「ジャンクなもの食べちゃってる」という後ろめたさを感じず食べたいもの。ヘルシーなのに味がおいしい、しかもお手頃価格でコスパのいいものを厳選し、3つレポートしてくれました。

あと2kg落としたい筆者が出合ったヘルシーおやつ

現在50代の筆者は、健診でメタボ判定に引っかかったことはなく、なにか健康に難が出るような太り方はしていませんが、それでも20代の頃よりは確実に体重が増え、極端なダイエットをしているわけではないけれど、常に「あと2kgくらい落とせれば…」と考えています。

【写真】真っ黒なおせんべい

そんな状態で常に悩んでいるのが「間食」。消化が早い(胃酸が出やすい)、代謝がよい、という体質のため、朝昼晩の3食をきちんと食べていても、夕食前の夕方4〜5時頃にどうしてもお腹が空いてきます。しかもお腹が空きすぎると、胃がギューッと収縮して不快に感じるたちなので、なにかしら少し食べ物は入れたい。そこでなにを食べるか、をずーっと探していました。

なぜなら筆者は、スイーツはそんなに好きではないのでケーキや菓子パンを食べたい! とはならないのですが、その代わりにポテチなどのスナック菓子が大好き。ジャンクなことはわかっていても、ちょこちょこ食べていました。

果物もありなのですが、朝にも果物を食べているのでちょっと違うものを欲してしまう。

できれば味はおいしくて、食べていることに罪悪感を持たなくてよくて、続けるためには価格も安いもの。

昔からそういったヘルシーおやつはあることはありましたが、味がいまひとつハマれない味だったり、価格が高かったりして続かなかったのです。

そんなおやつを長年探し続けていたのですが、市場でのヘルシー志向が高まってきたおかげもあり、この1〜2年でやっと、条件に見合ったおやつに出合えました! 筆者がリピートしているギルトフリーおやつを3点、ご紹介します。

1:韓国発の「クラッカー&クッキー」

たまたま行った展示会で出会ったのが、ヒルズラボの「全粒粉ダイエットクラッカー&クッキー」45g 298円(ローゼンバーグメディカル)。

全粒粉を使っていて、精製糖は不使用、大豆由来のタンパク質を適度に含み、動物由来原料不使用で植物由来原料を中心につくられている、また、英国ヴィーガン協会認証を取得しているというシリーズです。

シリーズのなかにクッキーとクラッカーがあり、筆者が食べているのは「ベジタブル」味のクラッカー(写真内の四角い方)と、「オレンジピール」味のクッキー(写真内の丸い方)。

「ベジタブル」は塩っぽさが強いわけではないのに、しっかり味は感じられておいしい。「オレンジピール」は、ところどころで硬めのピールがちゃんと感じられるのがいいし、やはり味がおいしい。こちらは5mmくらいの厚みがあり、歯ごたえもあるので、3枚くらい食べれば“食べた感”が感じられます。

個人的にはカロリー数はそこまで気にしていませんが、一応1袋あたりのカロリー数はどちらも220kcal強、くらい。毎日1袋食べればまた別ですが、ちょこちょこ食べる程度なら極端なカロリーオーバーにもならないと思います。

なによりも味がおいしいのに、「体に悪いものを食べている…」という罪悪感がないのが本当にうれしい。このシリーズと、今回紹介するおやつに出合えたので、スナック菓子を食べる回数は激減しました。

2:ねっとりもっちり食感にハマる「デーツ」

ケーキや菓子パンなどの甘い味を欲することはほぼないのですが、時々「なにか甘い味が欲しい」と感じるときもあります。

ハイカカオのチョコレートを食べることもありますが、最近すっかりはまっているのがこの「種抜きデーツ」180g 405円(デルインターナショナル)。ナツメヤシの実で、原産国がチュニジア。中東ではメジャーなフルーツだということですが、これまであまり食べる機会がありませんでした。

パッケージに製造している会社の方のコメントで、「黒糖やあんこのような上品な甘みとやわらかな食感で、日本の皆さまにも気に入ってもらえる味わいだと思います」と書いてあり、興味を持って食べてみたらおいしくてハマったくちです。

確かにあんこやサツマイモなどに似たやわらかい甘さで、食感がねっとりもっちりしているので、食べごたえがあります。たいてい2〜3個で満足。というか、「1日2粒くらいが目安」と公式HPに書いてありました! 多分ですが、食べ過ぎるとお腹がゆるくなるのかもしれません。

なにより、カリウム、マグネシウムといった、食事からとりにくいミネラル類と、食物繊維が豊富な点も特徴で、「体によいものを食べている」と安心して間食できます。

筆者はヘルシーおやつを探していた一環で、成城石井で発見しましたが、色々なところで販売されているようですし、公式のネット通販もあり、価格は店舗によって少しずつ違うようです。

すぐ小腹が空いてしまう人にもオススメですし、甘い味のお菓子、スイーツの中毒から抜けられない、という人が、2回に1回はコレにしてみるというような、リハビリおやつとしてもよいと思います。

3:白米派でも食べたい玄米の「おせんべい」

つい最近フランス発のオーガニック・スーパーマーケットのビオセボンで出合ったのが、この小袋のおせんべい。パッケージに「マクロビオティック」の文字がありますが、筆者はとくにマクロビオティックを実践してはおらず、日常的に玄米も食べていません。なぜなら白米ラバーだから。

美容ライターという仕事柄、玄米のメリットも知識として知ってはいますが、日々のご飯は白米がよいので、玄米に関しては、プライベートではあまり近づかずに過ごしています。

ですが、こういう手軽な形で食べられるものがあるならとらない手はないと、買ってみました。「有機玄米セラピー・黒胡麻」30g 184円(参考価格 アリモト)。シリーズで、店頭にはこのほかにも「たまり醤油味」と「素焼き」がありましたが、黒ゴマが一緒にとれるという点に魅かれてコレを選びました。

筆者は野菜のゴマ和えもなどは定期的に食べるようにしていますが、ゴマを日々大量にとるのは難しいので、コレだと手軽にとりやすくてかなり便利でヘルシー。味は普通のおせんべいで、塩気は薄めですが香ばしさがありおいしいです。

こういったおやつを利用することで、スナック菓子を食べる頻度をかなり減らせました。罪悪感を感じずに食べられる、なんなら体にいいことをしていると、いい気分で間食できることが、ヘルシーおやつの大きなメリットだと思います。

また、どれも1日で1袋開けてしまうようなことがなければ、金額的にも続けやすい額だと思います。体によいおやつを探している方、ぜひ試してみてください。

※ 紹介したアイテムは、すべて著者自身で購入した私物です。店舗への問い合わせはご遠慮ください

※ 紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください