掃除がラクなバスルームの設備選び。カウンターはナシ、排水口はステンレスに
面倒な浴室掃除。できるだけラクにしたいなら、設備選びにご注意を。最近家を建てたライターは、カウンターや収納棚、タオルかけはオプションからはずし、代わりにマグネットで壁につくソープディスペンサーや収納ラックを設置。床材や扉、排水口の素材も掃除しやすさにこだわって選びました。結果、どれだけラクになったかをレポートします。
新しい家のバスルームは掃除に時間をかけたくない!
筆者は夫婦と4歳、2歳、0歳の子どもの5人家族で暮らしています。2024年6月に延床面積37坪の2階建ての家を建てました。
以前住んでいた家のバスルームでは、排水口やパッキンの汚れ、収納棚のヌメリなどの掃除が大変。きれいにするのに時間もかかっていました。
そこで新居を建てる際は、設計担当者に「できるだけ掃除に時間をかけないですむ、すっきりとしたバスルームにしてほしい」と伝えたのです。
そしてすすめられたのが、タカラスタンダードの「リラクシア」という商品。さっそくショールームで実物を確認し、採用することにしたのです。ちなみにサイズは、子どもと一緒に入っても余裕の1.25坪タイプを選びました。
浮かせる収納でカウンターや収納棚はナシに
通常設置されるカウンターや収納棚、タオルかけはオプションからはずし、代わりにマグネットで壁につくソープディスペンサーと、収納ラックを設置しました。
ソースディスペンサーは、どこになにを入れているのかを自分で覚えることで、ラベリングをなくしました。よりスタイリッシュな雰囲気になったと思います。
浴室パネルは全面ホーローのため、強力なマグネットを接着してもキズや跡がつくことはありません。床にはなにも置いていないので、壁も床も掃除が格段にラクになりました。
子どものオモチャは、基本持ち込み禁止。持ち込んだ場合も、必ずバスルームから出すことを徹底しています。そのため、オモチャの収納スペースをつくらなくてすみ、衛生面も安心です。
パッキンレスで手入れがラクなガラスドアを採用
見た目重視でブラックフレームのガラスドアをつけましたが、これが正解。
下部にはホコリや汚れがたまりやすい溝がなく、パッキンもないタイプ。ストッパーの立ち上がりがあるだけなので、たまにひとふきすればきれいに。
バスルームへの出入りもスムーズ。ドアの外にタオルかけがついているので、バスマットを干したり、バスタオルをかけたりすることもできます。また、上部に換気口があり、ドアが曇ったり水アカがついたりすることもありません。
汚れが目立ちづらいグレータイル
床は「キープクリーンフロア」という商品のカームグレーを採用。表面がキズつきにくい磁器タイルでできており、汚れが入り込まずお手入れラクちんです。滑りにくく冷たさを感じないところも、うれしいポイント。
天井埋め込みのライン照明は汚れがたまりにくい
ストレートライン照明は、間接照明のようにやわらかい明るさでバスルームを照らしてくれます。天井埋め込み式で、水やホコリが入ることはありません。フラットな見た目も気に入っています。
ステンレスの排水口はヌメリがつきにくい
排水口や排水口カバーはステンレスでできています。そのため、髪の毛やゴミも取りやすく、プラスチックとは違い、ヌメリがつきにくいです。週に1回程度掃除をすればいいので、無理なくきれいな状態を保てています。
月1回は撥水スプレーで汚れ防止
月に1度撥水スプレーで浴槽や壁をコーティングしています。カビや水アカの付着を防ぐとともに、水滴のないバスルームが完成です。撥水力に優れているので、毎日のふき取りやスクイージーを使う必要もありません。
住んでから2か月が経過しましたが、バスルームについて後悔していることはありません。汚れのつきづらい機能や必要のないものを削除することで、快適なバスタイムを過ごせています。