パレモ・HD、今期経常を一転9%減益に下方修正

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 パレモ・ホールディングス <2778> [東証S] が9月17日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年2月期の連結経常利益を従来予想の4.1億円→3億円(前期は3.3億円)に26.5%下方修正し、一転して9.2%減益見通しとなった。
 同時に、3-8月期(上期)の連結経常利益も従来予想の3.1億円→2.4億円(前年同期は4.3億円)に19.7%下方修正し、減益率が29.1%減→43.0%減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)2025年2月期中間会計期間の連結業績予想(2024年2月21日~2024年8月20日)当中間会計期間において、当社グループを取り巻く経営環境は、原材料価格の高騰や為替変動が続くなか、消費者の節約志向の強まりによって来店客数が減少傾向となるなど、厳しい状況で推移しました。一方で、お客様のニーズに応じた価値訴求型の提案を強化した結果、客単価は上昇傾向となりました。また、前期より継続して苦戦傾向にあった小売事業店舗のうち、当中間会計期間においても回復が鈍化している一部店舗について減損損失を計上する見込みであります。その結果、当中間会計期間の全社における既存店売上高前年比は96.1%となり、売上高は、2024年3月29日に公表しております業績予想数値を246百万円下回り、営業利益・経常利益についても、それぞれ前回予想数値から58百万円、61百万円下回る見込みであります。親会社株主に帰属する中間純利益におきましては、一部店舗の減損損失を計上する見込みであり、前回予想数値から200百万円下回る見込みであります。(2)2025年2月期通期の連結業績予想(2024年2月21日~2025年2月20日)当社グループの通期業績見込みにつきましては、新規出店計画の進捗が当初の予想を下回り、店舗数の拡大が期待していたほど進展しなかったことが影響し、売上高は15,370百万円となる見込みであります。一方、利益面におきましては、リファイナンスに伴う諸費用などを新たに営業外費用として見込むほか、当中間会計期間において減損損失を計上したことなどにより、営業利益は365百万円、経常利益は305百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は175百万円となる見込みであります。※上記の予想数値につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。