[9.5 最終予選 日本 7-0 バーレーン 埼スタ]

 怪我から復帰したMF三笘薫が、およそ1年3か月ぶりとなる日本代表でのゴールを決めた。試合後のフラッシュインタビューではインタビュアーの槙野智章氏から433日ぶりの得点と伝えられると、「相当取れていなかったのでホッとしています」と笑顔を見せた。

 三笘は2月に腰を痛め、日本代表だけでなく所属するブライトンでも戦線離脱が続いていた。それでも今季のプレミアリーグ開幕戦でゴールを決めて復調ぶりを示し、アジアカップ以来となる日本代表復帰となった。

 中国戦では左ウイングバックに入り、持ち前のテクニックからチャンスを演出。1-0で迎えた前半アディショナルタイム、MF堂安律のクロスをファーサイドで頭で合わせ、貴重な追加点を奪った。三笘の昨年6月以来となるゴールが生まれると、日本は最終的に7-0で初戦を飾った。

 試合後、三笘は「ホームの声援が本当に後押しになりましたし、おかげで最初から良い試合ができたと思っています」とサポーターに感謝を伝えた。続けて「アウェー、バーレーンは本当に厳しい戦いになると思いますけど、今日のような試合ができればと思っています」と話し、次戦に目を向けた。