すごい洗車機現る!? 15インチ大型カラータッチパネル搭載の「セルフ式門型洗車機」とは
受付操作がスムーズにできるセルフ式門型洗車機「マレル」新発売!
2024年8月26日にエムケー精工は、洗車受付操作がスムーズにできる大型タッチパネルを搭載したセルフ式門型洗車機「マレル」の受注を同日より開始したと発表しました。
セルフ洗車機の形状は“門型”と呼ばれるゲート式で、ガソリンスタンドやコイン洗車場に設置されています。
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細かく分けると「ドライブスルー洗車機」と「セルフ洗車機」の2つがあり、利用方法が異なります。
ドライブスルー洗車機はクルマに乗ったまま利用する方式で、ガソリンスタンドに置かれている洗車機の多くが採用しています。
洗車ゲートの手前にある操作パネルで入金やコース選択をした後に機械の指示で停車位置まで移動し、洗車がスタートするというものです。
洗車が終わると機械の指示があるので、拭き上げ作業を行うスペースへクルマを移動させます。
いっぽうセルフ洗車機は、ドライブスルー洗車機同様にゲート式の形状ですが、洗車作業中はクルマの外で待機するという点が異なります。
そのため操作パネルが洗車機本体に付いていることが多い、という違いもあります。
所定の停車位置に停めるのはドライブスルー洗車と同様ですが、その後クルマを降りてから受付操作をして、洗車をスタートさせます。
洗車が終了したら再度クルマに乗り込み、別のスペースまで移動させて拭き上げ作業を行います。
今回受注が開始された新型マレルは、後者のセルフ式門型洗車機です。
従来のセルフ洗車機に多くみられる押しボタン式は、「初めてだと操作に戸惑う」「画面が小さく文字が見づらい」といった利用者からの声が多かったことから、操作性向上を実施。
操作部には15インチの大型タッチパネルを採用し、ユニバーサルデザインに基づきカラーとレイアウトを工夫したインターフェースで選択操作をサポートします。
また、同社ではこれまでドライブスルー洗車機のみに採用していた高精度車形スキャンシステム「3DスキャンNEO」をセルフ洗車機で初めて搭載してます。
このシステムは、535本のセンサーラインに加え、3列同時発光の広角型センサーラインを搭載しており、水しぶきや湯気に影響されない高精度な車形認識が可能となり、風の強い日や冬期の温水洗車による湯気が発生しやすい日でも、外的環境を問わず装備品の装着位置を検出し、高品質な洗車を行うといいます。
IoTシステム連携による運営サポートも用意されており、同社の遠隔管理システム「mech MANAGER」(オプション)や電子決済ユニット「wash ON」(オプション)を導入すれば、セルフSSや無人のコイン洗車場の運営・管理も安心のサポートで人手不足でスタッフが現場にいなくても、安心の管理体制を提供するといいます。