新型「“4人乗り”オープンカー」発表! 丸目二灯の「超レトロ顔」&カッコいい「2トーンカラー」採用した新型「シーコレッツィオーネミレノベチェントチンクワンタセッテ」とは!
新型「オープンカー」は車名が長い!
ステランティスジャパンは2024年8月29日、フィアットブランドの「500(チンクエチェント)」の限定車として、新型「500C Collezione 1957(チンクエチェント シー コレッツィオーネ ミレノベチェントチンクワンタセッテ)」を発表し、同日より販売を開始しました。
このモデルは、500シリーズにおける「最後の限定車」になるということです。
チンクエチェントは、愛らしいフォルムと扱いやすいボディサイズを備える、フィアットブランドを代表するコンパクトカーです。
【画像】「えっ…!」これが車名の長い「新型オープンカー」です(16枚)
初代(トポリーノ)は1936年にデビューしましたが、1957年に登場した2代目では手頃な国民車としてイタリアを中心に大ヒットモデルとなりました。
現行型は2007年に世界デビューし、2008年に日本で発売。17年にわたって販売され、2代目の面影を残したポップで愛らしいデザインなどが幅広い年齢層から支持を集め続けてきました。
通常タイプのチンクエチェントのボディサイズは、全長3570mm×全幅1625mm×全高1515mm。定員4名の3ドアハッチバック車です。
今回発表された新型500C Collezione 1957は、2代目をオマージュした限定車。
電動キャンバストップ機構を採用したカブリオレモデルの「500C 1.2 Dolcevita(チンクエチェント シー 1.2ドルチェヴィータ)」をベースに、2トーンのボディカラーや、イタリアの高級家具ブランド「ポルトローナ・フラウ」のレザーを贅沢に使用したシート、さらにウッド調のインストルメントパネルを装備している点が特徴。
くわえて、クローム調のサイドミラーキャップやホワイト塗装を施したダイヤモンドカットの16インチアルミホイール、500シルエットのリアガラスデカール、シルバーライン、センターコンソールプレート、デジタルメータークラスターなど、このモデルだけの専用アイテムを内外装に装備しています。
また電動キャンバストップを開放すれば、爽快かつ開放的なドライブが可能となっており、上質なインテリアも相まって穏やかな時間を楽しめるプレミアムなモデルとなりました。
ボディカラーは、2トーンの「ジェラートホワイ/ルジアーダグリーン(2トーン)」のみで、ソフトトップカラーは人気の「アイボリー」です。
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ステランティスジャパンは、2024年5月末をもって500シリーズの日本向け生産が終了しており、今回の限定車が同シリーズとして最後の限定車だといいます。
新型500C Collezione 1957は、世界全体で1957台限定での発売となり、うち75台が日本市場に割り当てられ、車両価格(消費税込)は、340万円です。