遠距離恋愛の経験、あなたはある?

写真拡大

 出会い・恋愛マッチングアプリ・サービス「ハッピーメール」を運営するアイベック(福岡市)が、成人男女を対象とした「遠距離恋愛」に関する調査を実施。その結果を発表しました。

会う頻度は「1カ月に1回程度」がトップ

 調査は2024年4月21日、20歳以上の男女を対象に、インターネットリサーチで実施。計200人(男女各100人)から有効回答を得ています。

 全回答者に「遠距離恋愛の経験があるか」を聞いたところ、男性の79人、女性の71人が「したことがある」と回答。男性の約8割、女性の約7割が遠距離恋愛の経験があることが分かりました。

「遠距離恋愛で会う頻度」を聞くと、男女ともに「1カ月に1回程度」がトップに。会う頻度が「月1回以下」の回答を選んだ人数を合わせると、男女どちらも6割を占めており、遠距離恋愛では多くの人が頻繁に会えていないことがうかがえます。

 では実際、遠距離恋愛はどのくらいの期間、続いたのでしょうか。

「遠距離恋愛はどのくらい続いたか」について聞いたところ、男性は「半年〜1年以内」(35人)が最多回答に。次いで「1〜3年」(34人)、「半年以内」(26人)と続いています。「3〜5年」「5年以上」と答えた人は合わせて5人という結果から、9割以上の人が「3年以内に遠距離恋愛を解消」しているようです。

 一方、女性の場合は「半年以内」(36人)が最も多く、次いで「半年〜1年以内」(32人)と「1〜3年」(21人)と続く結果に。「3〜5年」「5年以上」続いた人は計11人となり、男性・女性での差は少ないことが分かります。同社は「遠距離恋愛は距離が離れていることで多くの問題が起きやすいため、続けるのは難しいのでしょう」と分析しています。

「遠距離恋愛から結婚するために大切なことは何か」について聞いてみると、男女ともに「連絡をマメにする」「相手を信じる」の回答が多数を占めました。物理的に距離が離れている遠距離恋愛は、心理的な距離にも影響を与えやすいもの。そのため、「連絡をマメに取る」ことの重要性を感じている人が多いのかもしれません。また、遠距離恋愛はお互いの生活環境や交友関係が分かりにくく、不信感を抱いてしまうこともあるため、「相手を信じること」がポイントだと思う人が多いようです。

 調査結果を受けて、同社は「遠距離恋愛はなかなか会うことができないため、相手を思いやり、信じる気持ちが大切なことが分かりました。結婚へとつなげるためには、お互いにとって負担がないような付き合い方を見つけ出し、不安を取り除いてあげることがおすすめです」とコメントを寄せています。あなたには、遠距離恋愛の経験がありますか?