仏イケメン俳優 ネトフリ大ヒットドラマ出演で自信喪失「あらゆるレベルで自責の念が」
フランス人俳優のリュカ・ブラヴォー(36)が、ネットフリックスの大ヒットシリーズ『エミリー、パリへ行く』に出演した後、自分自身がわからなくなったことを明かした。主人公エミリー・クーパー(リリー・コリンズ)の魅力的な隣人ガブリエルを演じたが、現在も自信喪失に苦しんでいるそうだ。
【写真】『エミリー、パリへ行く』で主役を演じる女優リリー・コリンズ
英インディペンデント紙にリュカは語った。「職業的にも経済的にも『エミリー、パリへ行く』の前に僕は自分が望んでいた場所にはいなかった。同時に、あの頃の方が自分についてよくわかっていた。もっと明確で不安もずっと少なかった」
「27年間目標を追い続けてきたけど、一旦そこに入ってしまうと、他の目標を見つけるのは至難だ。あらゆるレベルで、自責の念が付きまとってくる」
一方で、自分はうまくやっているし大丈夫だとして、「深くまでいくということは、すなわち落ち込んでいるというわけじゃない。こういったことを話すのが大事なんだ」と続けた。
リュカは過去に、成功した俳優の実人生と人々の思い込みについて説明しようとしたことがあるという。「ネットフリックスの番組に1シーズン出演しただけで、丘の上の美しい家を持ち、お金持ちになり、人生も前途洋々、幸せというわけじゃないという事実を伝えたかったんだ」「人間として僕らは様々な感情を体験し、物事に疑問を持っていいし、それは感謝が足りないわけでもなければ、人生の波を楽しんでいないわけでもない」「ただそれが現実ということさ。僕らは複雑で、白か黒かではない」
ちなみに『エミリー、パリへ行く』の隣人の料理人ガブリエルは簡単な役ではなかったそうで「とても美意識の高い番組だから、もちろん自意識過剰になるよ。けど役の見た目にはできるだけこだわらないようにしている。キャラクターに没頭できないからね」と話してもいた。
(BANG Media International/よろず~ニュース)