【ライブレポート】『EBiDAN THE LIVE CRUISE 2024』で4万人が熱狂

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■「マジEBiDAN最高です」(超特急ユーキ)

超特急やM!LKなど、多数の人気ボーイズグループが所属する若手アーティスト集団のEBiDANが、8月17日・18日に国立代々木競技場 第一体育館にてライブイベント『EBiDAN THE LIVE CRUISE 2024』を3公演にわたり開催した。

所属グループが年に1回集結する真夏の一大イベントとして、2013年の第1回より人気を博している『EBiDAN THE LIVE』(通称『エビライ』)だが、2024年のコンセプトは豪華客船。3公演それぞれに、明るくハッピーでかわいい「YELLOW ISLAND」、クールな「BLUE ISLAND」、情熱の「RED ISLAND」と異なるテーマが設定され、それぞれ持ち味の違う3つの島を豪華客船で巡る冒険の旅へ出かけるという仕掛けだ。

今回の出演グループは、結成13年目になる超特急を筆頭に、M!LK、SUPER★DRAGON、さくらしめじ、ONE N’ ONLY、原因は自分にある。、BUDDiiS、そして2023年にデビューしたばかりのICEx、Lienelまで、全9組62人。大所帯ゆえにメニューは盛りだくさんとなり、『エビライ』の目玉であるシャッフルユニットはもちろん、地上波冠番組『DAN!DAN!EBiDAN!』から生まれたドリームユニットに、グループの枠を超えたコラボステージ、ダンスバトルにDJプレイ、バンド演奏にタップダンスまで。メインステージとセンターステージの2ステージを駆使しながら、超特急でもライブ演出プロデュースを担当しているユーキの指揮のもと、各メンバーが個のスキルを発揮して、3公演完全ソールドアウトの合計4万人とともに2024年の夏、最高の思い出を作り上げた。

左右には“EBiDAN THE LIVE 2024”と船名が刻まれた大きなクルーズ船のセット、天井からはシャンデリア、中央には巨大なLEDビジョンが組まれたゴージャスなステージに、まずは両日ともオープニングアクトが出演。初日8月17日には、男女9人組“青春代演エンターテインメントグループ”ONE LOVE ONE HEARTが「愛せ、至極散々な僕らの日を」をパフォーマンスした。藤咲碧羽に始まり、女性メンバーの突き抜けるようなハイトーンボーカルが印象的な爽快チューンで、最後の最後に洸瑛と笹原遼雅の男子メンバーがサビを歌う構成も出色。青春の喜怒哀楽を描く彼ららしいナンバーで、大きな歓声を呼んだ。

2日目の8月18日には、ONE LOVE ONE HEARTの男子メンバー4名に7人組“オルタナティブ歌謡舞踊集団”龍宮城と、EBiDAN出身者を擁する2組が登場。1部のONE LOVE ONE HEARTは「『EBiDAN THE LIVE』! 盛り上がっていくぞ!」(相原一心)と、笹原遼雅を皮切りに「エンテンカ」でパワフルな歌声を聴かせ、曲名のとおり真夏のパッションを存分に弾けさせる。2部では一転、ヘビーなヒップホップチューン「Upgrade」が炸裂。久昌歩夢がラップで斬り込めば、洸瑛はしっとりと悩ましく歌い上げてドープな空気を醸し、昼夜でまるで異なる顔を見せてオーディエンスに衝撃を与えた。

対する龍宮城は、濃厚な血と涙の世界を展開。「はじめまして龍宮城です。本日はどうぞよろしくお願いします」とのKEIGOの挨拶から、儀式めいた荘厳なダンスシークエンスで場内を真紅に塗り替え、Rayが“巻き返せるかな?”と吐き出して、主演ドラマ『秘密を持った少年たち』の主題歌「SHORYU(→↓(右ななめ下矢印)+P)」になだれ込む。直線的で迷いのないダンスに太い芯の通った歌声、ITARUの切り裂くような高音は、戦場の兵のような装いと相まって、魑魅魍魎(ちみもうりょう)うごめく地底から空へと駆け上がるさまを想起。2025年2月22日の日本武道館ワンマンまで上りつめていく勢いを証明した。

そしてお待ちかねの本編が始まる。普段よりもゴージャスにスタイルアップした出演グループ9組が不思議な光に導かれ、様々な次元を超えてクルーズ船へと導かれる壮大なオープニング映像から、出航の合図を鳴らしたのは、今回の3公演のために作られた新曲「What’s up, Voyagers!」。ステージ上に現れた9組62人が敬礼し、超特急のタカシ&シューヤの2ボーカルによる伸びやかな歌い出しから、船出を祝すように壮大なエレクトロダンスチューンで、目の前にいる“キミ”を連れて大海原へと乗り出していく。海を表すような青のレーザー光線がまばゆく場内を飛び交うなか、万単位できらめくカラフルなペンライトの光を受けて、62人でダイナミックなダンスパフォーマンスを繰り広げるさまは圧巻。M!LKの佐野勇斗やSUPER★DRAGONの池田彪馬ら全体曲の歌唱ではおなじみのメンバーのみならず、ICExの志賀李玖、Lienelの武田創世と新人グループのメンバーまでしっかりとマイクを握って、歌割りを担当しているのも頼もしい。ふた手に分かれてのダイナミックなダンスから音玉の火花も豪快に鳴り響き、EBiDANの一致団結ぶりをド頭からド派手に示して、ペンライトの光がカラフルに光り輝く客席を熱狂の渦に叩き込んでいく。

超特急のリーダー、リョウガの司会で各グループから意気込みを聞き取り、ジャン海渡(SUPER★DRAGON)とHAYATO(ONE N’ ONLY)のラッパーふたりが客席を煽り立ててからは、各グループも公演テーマに則った楽曲を交互に披露。“明るくハッピー、かわいい”がテーマの初日「YELLOW ISLAND」では、まずLienelが「Mr. Sister」で持ち味のひとつである歌謡テイストをキュートにプレゼンする。高岡ミロは「EBiDANが好きな人、声上げて!」と休みなく煽ってオーディエンスに腕を振らせ、センターステージから“騒ごうや”と360度を沸かせれば、入れ替わるようにメインステージに現れたICExは、涼やかでかわいらしい「Maniacs」を歌唱。千田波空斗らの透明感あるボーカルにメンバー同士の親密なアクション、志賀李玖と阿久根温世は手のひらに書いたハートと“スキ”をカメラに向けて、ミラクルな甘さを振りまいた。

BUDDiiSのターンでは「みんなにめっちゃ会いたかったです! 楽しんでいきましょう!」と、まずはリーダーのFUMINORIが呼びかけ。「Brightness」の歌詞をビジョンに映し、センターステージの花道いっぱいに広がって、十人十色それぞれの色の素晴らしさを全方向のオーディエンスに訴えていく。一転、原因は自分にある。は、アニメ『エグミレガシー』の主題歌「P-P-P-PERO」をはちきれそうな笑顔でパフォーマンス。バレエ音楽『くるみ割り人形』のサンプリングでダークファンタジーな要素も交えつつ、7人でラインダンスして最後は大倉空人がペロリと舌を出し、場内に黄色い悲鳴を上げさせた。

オープニングの黒から純白へと着替えたONE N’ ONLYは、「My Love」をチョイス。曇りのない一途なラブソングをTETTA、REI、EIKUの甘いボーカルで届け、NAOYAは「みんな会いたかったよ!」と指ハートを飛ばし、KENSHINは歌うTETTAの頬にキス。6人で花道から大きく手を振って、会場中に尽きせぬ愛を届ける。さくらしめじも「エンディング」で歌の力を全開に。作詞・曲を手掛けた高田彪我(「高」は、はしごだかが正式表記)は冒頭から力のこもった歌声を聴かせ、花道を疾走してのけ反りながらギターソロ! 田中雅功と声を合わせて、自分らしさを取り戻す明日への心意気を力強いハーモニーで鳴らしていった。

SUPER★DRAGONは、田中洸希の主演ドラマ『シュガードッグライフ』の主題歌「Sweets」をセンターステージからドロップ。両頬を指さしてニコリと笑む田中の決めポーズからキュートに跳ね、ボーカルの池田彪馬は指先からキスを、古川毅はウインクを飛ばして、厳ついパブリックイメージを塗り替える一方、緻密なダンスブレイクも挟んでスキルの高さを見せつけるのがニクい。M!LKは大人への階段を上り、全力で生きるかけがえのない瞬間を“青”に例えた「ブルーシャワー」という、クルーズがテーマのライブにぴったりの最新シングルをセレクト。爽快な音に軽やかなダンスで彼ららしいキラキラ感を惜しみなく溢れさせながら、5人で重ねる想いのこもったボーカルで、切なさ交じりの希望をドラマティックに全力で歌い上げていった。

そしてグループパートを締め括ったのは、超特急の「MEMORIAる」。頭から公演テーマの“Happy”をシューヤが繰り返し、朗々たるロングトーンをタカシが放つ祝福に満ちたポップチューンで、“世界中幸せになれ”とブチ上げていく。さらに、曲中でダンサー7人が突然衣装をまくると、なんとアンダーのTシャツにM!LKとさくらしめじのメンバーの顔が! 「さくらしめじ、M!LK、結成10周年おめでとう!」と声を合わせ、最後にタカシが「おめでと」と呟く、そんなEBiDANの最年長らしい仲間想いな演出に、場内の温度はグッと上昇する。

また、2日目1部の「BLUE ISLAND」公演は“クール”がテーマということで、ラブソングを選曲するグループが多々。トップバッターのLienelは、「Love Me Madly」の冒頭から武田創世がなめらかな歌声を聴かせ、タイトルどおりの危険な執着、そして愛の彷徨いを流れるようなメロディと大人びたダンスと甘いウインクに乗せて表していく。ICExは「Cyber Groovin’」でICEx流のクールをオシャレに提示。リズミカルなビートで身体を揺らし、グルーブの利いたダンスで不敵な笑みを浮かべ、一筋縄ではいかない魅惑の空間を作り上げた。

愛に溺れるバラード「Lack」でドラマティックに舞ったのは、BUDDiiS。ささやくような歌声に、まるで心の叫びのようなボーカルを放つMORRIEは、実弟のSHOOTを後ろから抱き寄せ、兄弟で心の通い合ったハーモニーを会場中に届けていった。原因は自分にある。も、長野凌大出演ドラマ『シークレット同盟』の主題歌だった「Mania」でオーディエンスを挑発。メンバー同士で濃厚に絡み、小指を噛んで妖艶なムードを漂わせながら、メンバーの低音ボイスやウィスパーに翻弄される長野を主人公に、逃れられない物語を描いていく。

一転、ONE N’ ONLYはライブ曲「Hook Up」をドロップ。“つながっていこう”という想いをクールなヒップホップチューンで振りまき、オーディエンスの“One way!!” “No way!!”の声を呼んで距離をグッと縮め、最後に「EBiDAN愛してるぜ!」とKENSHINが想いを叫ぶ。そしてバラード「ただ君が」で深い愛を描き出したのは、さくらしめじ。作詞・作曲を手掛けた田中雅玖のアコースティックギターとウィスパーボーカルが劇的な展開を為し、切実に“ただ君を想う”と振り絞られる歌声でオーディエンスの胸を鷲掴んだ。

SUPER★DRAGONは、9月11日にリリースする2ndシングル「Downforce」をひと足早くお披露目。ジャン海渡から松村和哉へと繋がれる高速ラップがリードし、古川毅と池田彪馬のクリアな歌へと発展するエレクトロなダンスチューンは緩急豊かに流れるようで、一瞬たりとも目を離すことを許さない。田中洸希のラップからはダンサー陣が活き活きとステップを踏んでアピール性も抜群。彼らにしかできないハイレベルな“クール”を叩きつけた。

続くM!LKも、「Kiss Plan」で王子様なパブリックイメージを一掃。どうしようもなく惹かれてしまう想いをセクシーな声音と仕草で表現し、艶っぽい表情でこれまでの彼らになかった“クール”を提示していく。曲中で打ち上がるファイヤーボールも燃え立つ心を表して、ウィスパー気味のボーカルから滲む熱情は緋色の衣装と妖しい微笑により、さらに狂おしいものに。あらたなM!LKワールドをEBiDANファンに知らしめていった。

リリース以来、各音楽番組でも旋風を巻き起こした「Steal a Kiss」でオーディエンスを悩殺したのは、もちろん超特急。キレよく挑発的なダンスにKissを求めるような仕草を取り入れ、“こっち向けよ”(アロハ)、“素直になれよ”(タクヤ)の曲中キメ台詞では、場内に悲鳴が爆発する。それをスイートでビターなタカシ&シューヤのボーカルがさらに掻き立て、ユーキは“お前らEBiDANのことが…! 好きなんだろ?”とニヤリ。特効のスモークと火花も噴き上がって、熱狂の宴を繰り広げた。

“情熱”をテーマとする2日目2部の「RED ISLAND」は、Lienelの「Curry on love」でスタート。“カレーと恋”をテーマに、とことんインド風に振り切ったエキゾチックなナンバーで腰を振り、身体を揺らす、Lienel楽曲でいちばんの激しいダンスで熱いパッションを弾けさせていく。ICExはアニメ主題歌だった「ビリミ」でメインステージに登場するなり、阿久根温世がサングラスを放り投げるニクい幕開け。シリアスな情熱を醸し、アタックの強いボーカルと迫力あるダンスでオーディエンスの目を釘付けにする。そこで忍び寄る追手のような危険な空気を、さらにヒートアップさせたのが、BUDDiiSの「HONEY」だ。FUMIYAのアグレッシブなラップで幕を落とすラテン風ナンバーで、ヒリつくようなボーカルを次々に投下し、SHOOTは黒いサングラス姿で“もっと深くまで…教えてやるよ!”と誘惑。すべてを燃やしつくすかのような熱情を叩きつけて、「RED ISLAND」にふさわしい情熱で場を満たす。

さらに、原因は自分にある。の「Museum:0」では、冒頭からファイヤーボールが! ドラムが打ち鳴らされるラウドロックにピアノが乗る不穏に壮大なナンバーで激しく躍動し、ラップの応酬を交わして、終盤、巨大ビジョンに狂気の笑みを映し出す7人の姿は、まるでアートだ。ここで異なるベクトルからアートを演出したのは、ONE N’ ONLYの「DOMINO」。スモークが噴き出すなか、YouTube再生数が220万回を突破したラテンフレーバーたっぷりのブラジリアンファンクで隊列を作り、隙のないダンスでオーディエンスを揺らしまくる。続いてさくらしめじは、田中雅功が作詞を、高田彪我が作曲を手掛けた「生きるよ」を披露。高田のエレキギターと田中のアコースティックギターが3拍子のリズムで軽やかに音色を重ね合わせながら、タイトルどおりの決意に満ちた“熱い”メッセージでオーディエンスの胸を詰まらせた。

SUPER★DRAGONは、飯島颯と池田彪馬の背に古川毅が立ち上がり、第一声を高らかに上げる「Tap tap tap!」でギア全開に。あらたなアンセムとすべく数々のライブで育ててきたパワフルなダンスをセンターステージで繰り出す彼らの背後には、スパークラーの火花が! 力強く足を踏み鳴らし、ひたすらに自分の道を進むという熱い決意を打ち鳴らして、灼熱の風を呼び込んだ。対して、危険な情熱を撒き散らしたのがM!LKの「labyrinth」。最初にライトを浴びた山中柔太朗が悩ましげに純白のジャケットをまくり上げて素肌を晒せば、どことなくエキゾチックなトラックに乗せ、ステージ上のソファやベンチにはべった5人が濃厚に絡み合う。曽野舜太が山中を腕の中に囲ったり、佐野勇斗と吉田仁人、塩崎太智(「崎」は、たつさきが正式表記)がキス寸前まで顔を近づければ、客席は阿鼻叫喚。

まさに迷路に迷い込んだかのような、袋小路な感情を振り切るようにファイヤーボールがブチ上がり、メインステージ上段に現れたのは超特急だ。「Countdown」でパワフルなダンスを轟かせ、ボーカルを歪ませるシューヤとタカシは、美と激を行き交うボーカルワークでオーディエンスを翻弄。花道を進んでセンターステージに9人が辿り着けば、一気に噴き上がるスモークのなかで、大地も割れんばかりのステップを踏み鳴らす。最後はツインボーカルの凄まじいファルセットが天まで駆け上がり、カウントダウンが0になると再び炎が。圧倒的な存在力とパフォーマンス力で、EBiDANに君臨するトップの風格を見せつけた。

各グループのステージが終わると、お待ちかね“エビダン名物”のシャッフルユニットが開幕。初日は“源泉は地下にある。”が原因は自分にある。の「推論的に宇宙人」に挑戦し、オリジナルメンバーの長野凌大のリードのもと、ハイスピードで細かい振り付けを再現度高く表現していった。吉澤要人役の竹野世梛に大倉空人役の八神遼介と、ICExの高校1年生コンビは笑顔と指ハートを連発し、出演者の中で最年少となる14歳の高桑真之(Lienel)も、緊張気味ながら杢代和人パートで投げキス。KEVIN(BUDDiiS)は武藤潤の歌割りを余裕でこなし、ONE N’ ONLYのラッパーNAOYAが“アイフォーリン宇宙中中中”と桜木雅哉の歌割りでレアな歌声を聴かせると、客席は“宙!”と飛び跳ねる。最後は小泉光咲役の山中柔太朗(M!LK)が、長野と堂々ハートマークを作ってウインクすれば、オーディエンスも歓喜する他ない。

2組目はICExの「CANDY」をカバーした“NICEx”。志賀李玖から阿久根温世へと繋ぐ歌い出しを、田中洸希(SUPER★DRAGON)とMORRIE(BUDDiiS)が担えば、爽やかな本家とは異なる熟したムードが溢れ出す。桜木雅哉(原因は自分にある。)が千田波空斗の、TAKUYA(BUDDiiS)が竹野世梛のパートをサラリと歌いこなす一方、八神遼介のポジションに入ったTETTA(ONE N’ ONLY)はキュートな振りでもハイスキルが隠せない。筒井俊旭役の曽野舜太(M!LK)と肩を組んで歌う山本龍人役の伊藤壮吾がフェイクを放ったり、柴崎楽は中村旺太郎の歌割りを担ったりと、SUPER★DARGONダンサー組の貴重なボーカル姿も。この日だけのスペシャルな組み合わせで“大人のかわいさ”を提示してみせた。

2日目の1部では、公演テーマの“クール”を2組が異なるベクトルで表現し、まず“BARBiiS”がBUDDiiSの「To The Top」を涼やかにパフォーム。SHOOT役の千田波空斗(ICEx)が冒頭から響かせる伸びやかな歌声を、KEVIN役の古川毅(SUPER★DRAGON)がタイトに受け継ぎ、MORRIE役の吉田仁人(M!LK)のハイトーンがTopに向けて突き抜ける。実弟FUMIYAのポジションに入ったHAYATO(ONE N’ ONLY)にYUMAポジのマサヒロ(超特急)、TAKUYAポジの志村玲於(SUPER★DRAGON)と、ダンス自慢のメンバーもBUDDiiSのリーダー・FUMINORIの先導で軽やかに躍動。ICExの阿久根温世(SHOW役)、Lienelの芳賀柊斗(SEIYA役)に近藤駿太(HARUKI役)とルーキー組も全力で跳ねて、頂点へと駆け上がる勢いを示した。

対照的に、ヒリつくような大人のクールで魅せたのが“まじかる★どらごん”によるSUPER★DRAGONの「LRL-Left Right Left-」。「Hey, We areまじかる★どらごん!」とFUMIYAがジャン海渡になり切って活き活きと号令をかければ、超特急のダンサー、アロハは松村和哉の低音ラップを不穏に放って、意外な才能を知らしめる。オリジナルメンバーの池田彪馬がボーカルを引っぱって、武田創世(Lienel)は古川毅のパートを時にタフに、時にエモーショナルに歌唱。また、田中洸希役のカイ(超特急)を筆頭に、見事な足さばきを見せる筒井俊旭(志村玲於役)や山本龍人(飯島颯役)、中村旺太郎(柴崎楽役)もICExのイメージをかなぐり捨て、伊藤壮吾役のSEIYA(BUDDiiS)と共に、本家の獣じみたパフォーマンスを食らいつくような動きで再現していった。

2部では“ONSEN”’ ONLY”が驚異のガッツを披露。「Category」(ONE N’ ONLY)のサイレンが鳴ると、HAYATO役の高岡ミロ(Lienel)にKENSHIN役の大倉空人(原因は自分にある。)のラッパー組が声を歪ませ、自グループでも聴かせたことのないほどスリリングなラップを放って、場内に大歓声と大合唱を湧き起こす。TETTAパートのシューヤ(超特急)はEIKUと共に透明感あるボーカルをガツンと轟かせ、センターで志賀李玖(ICEx)がREIの歌割りを堂々と決めれば、NAOYAポジで踊る森田璃空(Lienel)のダンスもバッキバキ。スモークが噴き出すなか、大倉は「こっち向けよ!」と容赦なく攻め立て、毎回ラストにHAYATOが放つシャウトを高岡も忠実に再現し、気合い漲るパフォーマンスで場を圧倒してみせた。

続いてEBiDANの最年少グループ、Lienelの「純情シンドローム」に挑んだのは、全員20代の“Aliel”。本家の衣装をそのまま着用し、高岡ミロを真似してリョウガ(超特急)が「僕たちの名前、呼んでほしいです!」といきなり無茶ぶりするが、しっかり応えるEBiDANファンの対応力はさすがである。森田璃空役の松村和哉(SUPER★DRAGON)も普段は絶対にしないかわいい色っぽさを顔に浮かべ、超特急では歌わないリョウガの貴重な生歌に場内は沸きまくり。一方、同じ野球ファンということで近藤駿太の歌割りを担当したREI(ONE N’ ONLY)は着実に歌いこなし、メインボーカルの武田創世を担当したタカシ(超特急)は得意の歌謡チューンということで活き活きと歌唱。高桑真之役の塩崎太智(M!LK)、芳賀柊斗役の吉澤人(原因は自分にある。)も合わせ6人で、最後はのけ反ってジャケットを肩から滑らせるおなじみのポーズで喝采を受ける。

ここでバンドの演奏シーンが手元だけビジョンに映し出され、登場したのは“EBiDAN SPECIAL BAND”。照明が上がって明らかになったメンバーは、ドラムのEIKU(ONE N’ ONLY)、キーボードのKEVIN(BUDDiiS)、ベースの高田彪我にギターの田中雅功というさくらしめじのふたり、そしてボーカルはM!LKの佐野勇斗という、まさしく『エビライ』ならではの夢の組み合わせだ。楽器隊はそれぞれがガチの楽器経験者であり、青春の葛藤とまばゆさを歌う不朽の名曲「TRAIN-TRAIN」(THE BLUE HEARTS)を慣れた演奏でパッショネイトにぶつけるが、何よりオーディエンスを驚かせたのは、佐野が丸刈りになっていたことだろう。ウィッグを被っていたらしきM!LKのステージとはまるで違う姿に場内が大きくどよめくなか、佐野は「ブチあげるぞ!」とマイクスタンドを蹴り倒して、“走って行け”という歌詞に合わせて花道をダッシュ。そこで上半身裸になったり、突然アリーナステージを下り客席を疾走したりと、予定外の暴走でコーラスを入れる楽器隊を苦笑させる。“情熱”がテーマの最終公演「RED ISLAND」に至っては、ド頭から上裸になって、ステージ上を転げるように走り回って「EBiDAN最高だぜ!」と叫び、客席のド真ん中を歌詞のとおり“どこまでも”疾走。その暴走は楽器隊にも伝わり、走り疲れてセンターステージで大の字になった佐野の耳元で、田中はギターを掻き鳴らす。高田もベースを床に置いたまま屈み込んで演奏し、メインステージに戻ってきた佐野は、ドラムを叩くEIKUのTシャツをいきなり脱がせるという暴挙も! そんな激情のなかで放たれる歌は熱く、“あなたが生きている今日は どんなにすばらしいだろう” “本当の声、聞かせてくれ!”と歌詞にリアルな想いを乗せて、満員のオーディエンスの心を震わせた。

そんな衝撃の直後、ビジョンにはペアで頬を寄せるメンバーたちがアップになって「恋のDing Dong」がスタート。メインステージからアリーナを縦に貫く花道、その先のセンターステージから左右に延びる花道に全出演者62人が次々に現れ、行き交って、あまりにも贅沢な大渋滞を作り出す。カメラには先輩と後輩、同期生たちのツーショットが次々に抜かれ、初日には超特急のダンサーが着るM!LKメンバーの顔Tシャツと本人が並んだり、2日目の1部では落ちサビを歌うREI(ONE N’ ONLY)と吉澤要人(原因は自分にある。)の間からFUMINORI(BUDDiiS)が渾身の投げキス。キャリアと世代を超えた親密ぶりとEBiDANの太くて厚い環を表していった。

興奮冷めやらぬなか、M!LKとBUDDiiSのリーダーである吉田仁人とFUMINORIを司会に開催されたのは“バックヤードグランプリ”。各公演のテーマに沿ったグランプリを、バックヤードと中継を繋いで決めるというもので、初日の「YELLOW ISLAND」では“差し入れグランプリ”が行われた。大倉空人(原因は自分にある。)のレポートで、バックヤードから自身の差し入れを各30秒でプレゼンし、さくらしめじの田中雅功は「クルーズということで海にまつわる作品を。待ち時間長いんで、コレ読んで暇を潰してくれれば」とマンガ60巻を2日間かけて会場に持ち込み。ICExの竹野世梛は出身地の大阪から「ちゅるっとすぐに食べれるんで!」と果肉の入ったゼリーを、BUDDiiSのTAKUYAは「ライブには糖分が必要!」と瓶いっぱいに入ったイチゴ風味のチョコを激推しする。結果、客席の拍手と吉田の独断により、優勝は田中に決定。「そんなわけないじゃん!」と驚く田中をよそに、吉田はコッソリ「本当は竹野がいちばん良かったよ~」とフォローを入れていた。

2日目1部は「しびれるほどCoolなBLUE ISLAND」(吉田)と、“夏コーデグランプリ”でいちばんオシャレなコーデのメンバーを決定することに。14歳の高桑真之(Lienel)は「僕、中学生なんで、中学生らしいプールな服で来ました」と、アロハシャツに海パンでイルカの浮き輪にまたがり、NAOYA(ONE N’ ONLY)は麦わら帽子に双眼鏡と虫捕りかごを提げ、虫捕り網を手に「いつでも虫を捕りに行くぞ!」とわんぱく全開。対して、田中洸希(SUPER★DRAGON)はダメージジーンズとヒョウ柄シャツ、リングにネックレス、ブレスレットとアクセサリーをたんまり着け、サングラスを目元と頭にダブル着けするチャラ男ぶりでオーディエンスをドン引きさせる。拍手によるファン投票で優勝したNAOYAが「一緒に虫捕りに行こうね!」と満面の笑みを浮かべると、場内から「かわいい!」の大合唱が湧き起こった。

2日目の2部では「切ないほど甘く情熱的なRED ISLAND」ということで、ユーキ(超特急)、曽野舜太(M!LK)、武藤潤(原因は自分にある。)と、イメージカラーが赤の3人が“情熱アクトグランプリ”にチャレンジする。これはお題に合わせて小道具を用いながらアドリブで演技し、最後は情熱的な甘い台詞で決めるというもの。“夜のエアポート”を引いた武藤は、麦わら帽子をかぶって「生きていく上で夢や目標に地図なんてない。羅針盤は自分の心にある。自分の信じる道を行け!」と熱血を発揮する。“夏祭り”のカードを当てたユーキは、祭マークのうちわを手に「たまやー!」と花火を見上げて、「めちゃくちゃ綺麗だね。大きな花火上がったら、一緒に熱いキスしよう!」とド直球にアピール。曽野は“夏の海辺にて”というお題でイルカの浮き輪にしがみつき、「この海渡り切ったらさ、アメリカ着くじゃん。アメリカ着いたらさ、熱いキスしよう!」と先輩を丸パクリしたものの、なぜか吉田は優勝判定を出して「おかしいだろ!?」とユーキを憤慨させた。

後半戦では、EBiDAN初の地上波冠番組としてテレビ東京系で放送中の『DAN! DAN! EBiDAN!』から派生したユニット3組がパフォーマンス。トップバッターは2月に放送された2024年のブレイク運ランキングの上位4人の志賀李玖(ICEx)、杢代和人(原因は自分にある。)、柴崎楽(SUPER★DRAGON)、山中柔太朗(M!LK)と、下位4人のシューヤ(超特急)、阿久根温世(ICEx)、近藤駿太(Lienel)、MORRIE(BUDDiiS)による“IKE! IKE! 福男ランキングドリームユニット”だ。披露された「ラッキーあげるよ!」は白ベースの明るい装いで肩に招き猫を乗せた上位4人が、ダーク系の衣装の肩に黒猫を付けてショゲる下位4人を、“ラッキーパワーで助け出してあげよう!”と歌うハイテンションなポップチューン。山中が「僕たちのラッキーパワーで、ここにいる全員…いや、世界中をラッキーにしていくんだよ!」とヒーロー然と決めれば、運勢1位の志賀は「だから僕たちに、ついて来てね!」とニッコリ微笑む。MORRIEは最下位のシューヤを構いながら挫けない想いをふたりでエモーショナルに歌い上げ、火花のスパークラーも打ち上がってラッキーパワーを放出。最後は志賀とシューヤが互いに頬をつつき合って、普段のグループ活動では見られない姿に「かわいい!」の声が湧きまくった。

番組ではメンバーがグループのみならず、世代で分かれて競い合うことも多々。そのチーム分けにちなみ、各世代から4人ずつを選抜した“世代別ドリームユニット”が2番手として続く。メンバーは最年長の伊勢エビ(1994~99年生まれ)から超特急のタクヤ、M!LKの佐野勇斗、SUPER★DRAGONの志村玲於、ONE N’ ONLYのKENSHIN、車エビ(2000~2002年生まれ)からM!LKの山中柔太朗、SUPER★DRAGONのジャン海渡と飯島颯、BUDDiiSのYUMA、甘エビ(2003~2004年生まれ)から原因は自分にある。の小泉光咲と長野凌大、BUDDiiSのSHOWとHARUKI、最年少の小エビ(2005~2009年生まれ)から超特急のハル、ICExの竹野世梛と八神遼介、Lienelの高桑真之の16人。それぞれがエビのぬいぐるみとチーム名のタグ付きスタンドマイクを手に、この日のために作られた新曲「飛躍」を熱く届けていく。時に世代で分かれ、時に交ざり合ってマイクを回すワイルドなアクションとロックなフレーバーは、コミカルなビジュアルとギャップ大。“小” “甘” “車” “威勢(伊勢)”の文字が入った歌詞をそれぞれに歌い、最終公演では佐野が「タクヤ好き」と曲中で告白して、タクヤが「俺も大好き」と返すのも同世代の絆が感じられて微笑ましい。と、同時に“未来をともに描こう”という楽曲のメッセージで、世代を超えて進化するEBiDANのチーム力をも表していった。

また、7月放送の“押し歌カラオケ王”回でバトルした各グループの歌自慢メンバーは“歌おう!ドリームユニット”として結集し、純白の衣装に身を包んで「More than Precious」をセンターステージで歌唱。タカシ(超特急)と千田波空斗(ICEx)のペアを手始めに、吉田仁人(M!LK)、田中洸希(SUPER★DRAGON)、高田彪我(さくらしめじ)、TETTA(ONE N’ ONLY)、武藤潤(原因は自分にある。)、SHOOT(BUDDiiS)、武田創世(Lienel)の9人が左右に伸びる花道に大きく広がって、力強い歌声をじっくりと聴かせていく。曲後半では田中とSHOOTがラップ、TETTAがフェイクも入れて、ピュアな楽曲を色付け。今、この瞬間とも重なるプレシャスな時間への想いを、メロディックな歌声で客席の全方位へと届けた。

さらにスペシャルユニットとして、EBiDANの中でも特に音楽への造詣が深いメンバーを集めた“EBiDAN SUPER CREATIVE”が登場。まずはKEVIN(BUDDiiS)が「『エビライ』のためにKEVINとジャンで楽曲作ってきました!」と声を上げ、超特急のシューヤ、ONE N’ ONLYのEIKU、BUDDiiSのMORRIEと、自作曲「HERO」で薄絹が重なり合うかのような極上のボーカルハーモニーを奏でていく。すると、センターステージからラップの銃弾を浴びせるHAYATO(ONE N’ ONLY)のもとに4人が合流。対照的に、柔らかなラップを紡ぎながらSUPER★DRAGONのジャン海渡も客席からステージに上がって、6人で歌声の環を作り上げる。KEVINの楽曲制作は、今回のライブでも総合演出を手掛けたユーキ(超特急)曰く「KEVINが『エビライ』に参加できなかった去年からやってほしかった」とのこと。KEVINとジャンは自身のグループでも楽曲制作に深く関わっているだけあり、その期待にスケールの大きなナンバーで見事応えてみせた。

このように、それぞれの隠された武器が発揮されるのも『エビダン』の魅力で、続いてはダンス自慢の面々へとバトンが渡される。まずはメインステージ上段、クルーズ船の舵を象ったDJテーブルに長野凌大(原因は自分にある。)と高岡ミロ(Lienel)が立ち、「ここからはDJタイム! 皆さんブチ上がる準備できてますか!」とDJプレイ。高岡がEBiDAN楽曲を次々にリミックスして場内にコールを湧かせれば、同じく長野もげんじぶ楽曲を中心にクラップと「Hey!」の声を呼ぶ。するとセンターステージにICExの筒井俊旭がひとり現れ、なんとタップダンスを披露。靴音だけで細かくリズムを刻んで1万を超えるクラップと喝采を浴びると、メインステージにEBiDANダンス部が現れる。メンバーは超特急のユーキ、アロハ、マサヒロ、M!LKの塩崎太智、SUPER★DRAGONの志村玲於、池田彪馬、ONE N’ ONLYのHAYATO、EIKU、BUDDiiSのFUMINORI、SHOW、FUMIYA、ICExの山本龍人、Lienelの森田璃空。さらに研究生であるEBiDAN NEXTから東京の荘司亜虎に黒木将盛、沖縄から玉木盛柊、西田瑛音の総勢17人だ。

ユーキを先頭に、ソロやペア、トリオ、カルテットでのパフォーマンスも交えながら、スモークのなかで幻想的なダンスシークエンスを展開。音玉が鳴ると17人はセンターステージへと進み、DJの煽りと紹介を受けてダンスサイファーのバトルが幕を開ける。トップバッターのアロハを皮切りに、様々なビートと空気感でブレイク、クランプ、フリースタイルなどなど、個性豊かなダンススタイルを見せつけ、初日はアクロバットからシームレスで滑らかに腰をうねらせるユーキが大きな歓声を呼んだ。いずれの公演でもメンバーは自由に音に乗り、鍛え抜かれた自身の筋肉を自在に操って観る者の目を奪うが、なんと最終公演ではバトルの順番が完全ランダムに。互いを挑発し合うなか、研究生たちも積極的にかまして、身軽さを活かして観る者の度肝を抜くと、筒井や長野も飛び入り参加。通称“DANCE MONSTER”の荘司亜虎は見事なハットトリックを披露し、満場のオーディエンスにダンスサイファーの醍醐味を堪能させた。

ラストスパートは、グループの枠を超えたコラボステージ。まず、さくらしめじが「simple」を演奏し始めると、ICExの志賀李玖、中村旺太郎、阿久根温世、千田波空斗、竹野世梛、八神遼介の6人がステージに上がって、ライブロゴの入ったフラッグを振り、田中&高田のまっすぐなボーカルをシンプルに引き立てる。田中が「これからのEBiDANを担うICExです」「最高の後輩でしょ?」と称えてからは、ステージ上段でLienelがM!LKの「テレパシー」をパフォーマンス。M!LK楽曲の中でも特に振りがかわいいナンバーを平均年齢16.6歳の自然体で乗りこなすと、2番ではステージ下段にM!LKの5人が肩を組んで登場する。メンバー同士で肩を抱いたり指切りしたりと、歌いながら愛らしい仕草をスムーズにこなすのはさすが本家。最後は11人で入り交じって佐野勇斗が森田璃空の肩を抱いたり、山中柔太朗を佐野と近藤駿太が、逆に近藤を佐野と山中が両側から挟んで頬にキスするのだから、悲鳴の嵐が起きるのも当然だろう。

2日目の1部は、ここが超特急の「My Buddy」に曲代わり。高岡ミロはイントロから「『エビライ』最高!」とコールし、2番から超特急メンバーが加わると、普段はカイとユーキが背中合わせで頬を膨らませる場面で、それぞれ近藤駿太、武田創世とペアを組んで客席は大歓喜。大サビを歌う森田に会場の全員でペンライトの光を捧げれば、高岡は敬愛するリョウガに抱きついて、EBiDAN最年長と最年少グループという『エビライ』ならではの貴重なコラボで楽しませてくれた。

続いてはセンターステージでONE N’ ONLYとBUDDiiSが、ともに台詞始まりの楽曲でコラボ。まず、KEVINが“Hey Baby, Want to know a secret”と語りかけて始まったBUDDiiSの「The One」では、サビになるとONE N‘ ONLYの6人が花道に駆け上がり、なんと曲中のキメ台詞を我が物にする。初日はEIKUが「今日はひとつだけ伝えたいことがある…好き!」と絞り出し、2日目の1部ではNAOYAが「大事な子、見っけ」と客席を指差し。2部ではHAYATOが「ガチで、ガチで、大好きだよ!」と弟のフレーズを完コピし、オーディエンスを沸かせる。入れ替わりにKENSHINが「Yeah, ONE N’ ONLY…Put your hands up!」と吐き出して灼熱のラテンチューン「EVOL」へ。センターステージで躍動するONE N’ ONLYの6人の周りで、BUDDiiSメンバーは花道に広がってサビのダンスをしっかり決め、BUDDiiSメンバーも「今日は今日しかないぜ!」と煽り、打ち上がるファイヤーボールを背に16人で場内に“Hey!”の嵐を巻き起こす。センターで兄と並んだFUMIYAは誰よりエネルギッシュにはしゃぎ、最終公演でHAYATOは「『EBiDAN THE LIVE』、マジで愛してるぜ!」と、最後の決めポーズをFUMIYAとふたりで作ってみせた。

直後、メインステージでコラボしたのは、SUPER★DRAGONと原因は自分にある。の2組だ。まず、原因は自分にある。の7人が「原因は君にもある。」を歌い踊り、2日目の1部では杢代和人が“明らかに潤くん、誕生日おめでとう!”と曲中の台詞を歌い替えて、8月18日が誕生日の武藤潤の頬にキス。場内をヒートアップさせたところで、青いシャツと黒いパンツのSUPER★DRAGON9人が後ろから合流し、黒を纏ったげんじぶのハイスピードなダンスを彩って、場内のペンライトを大きく揺らしていく。そこからジャン海渡が「最高に盛り上がっていこうぜ!」と告げてSUPER★DRAGONの「So Woo」へ続くと、スモークのなかでファンクを踊るげんじぶ7人というレアな光景にオーディエンスは釘付けに。メンバー自身も笑顔で身体を揺らしながらスパドラメンバーと向き合い、武藤や大倉空人はマイクを握ってやり合っていく。スパドラ側も、ジャンと松村和哉はエモーションのままラップにアレンジを利かせまくって、普段と違うシチュエーションを存分に楽しんでいる模様。2グループともに、異なる個性の相乗効果を充実感いっぱいに果たしていった。

さらに、2組の後ろから現れたICExの8人が歌い出したのは、超特急の「My Buddy」。竹野は手のひらを重ね合わせる振りで「超ICEx!」とコールし、かわいいダンスで平均年齢18歳の若さとルーキー力を爆発させる。2番では上段から超特急の9人が加わり、カイとユーキがそれぞれ八神遼介、志賀李玖と背中合わせで頬を膨らませて、世代を超えたペアを組む貴重な光景も。17人でセンターステージへと進む途中では、大サビを千田波空斗が歌い上げて、その透き通ったクリアな歌声にメンバーと会場中のオーディエンスが光を捧げていく。ちなみに2日目の1部では、「My Buddy」の代わりにM!LKの「テレパシー」がコラボパートのトリに。ICExが1コーラス歌うと、M!LKの5人が加わり、山中の頬に今度は佐野勇斗と志賀李玖がキス。気づくと全グループが合流して「My Buddy」では大合唱になり、「テレパシー」では最後に曽野舜太が手のひらを開いて、カメラに大きなハートを映してみせた。熱狂のなか、最終公演でユーキは「EBiDANって最高でしょ?」と口にし、「最高の笑顔で終わりたいと思います。明日に向かって」と「New day! New Wave!」をタイトルコール。タカシが朗々と“Let’s get started!”と歌い上げ、さくらしめじのふたりがギターを演奏し、約60人で心をひとつにミドルテンポで同じ振りを繰り出していく光景は、実に力強く厳かな画として目に映る。最後に黄、青、赤と、公演テーマと同じ色の銀吹雪が舞うなか、幸せな航海はゴールへと辿り着いた。

ここでリハーサルの模様を映した映像が流れ、リョウガ(超特急)と高岡ミロ(Lienel)、志賀李玖(ICEx)と彼をEBiDANのイチ推しと公言する田中洸希(SUPER★DRAGON)ら、EBiDANファン注目のペアもカメラに。以前は同じグループで活動していたハル(超特急)と志賀が「みなさん『エビライ』は楽しんでいただけましたか?」「俺たちも楽しかったです!」と挨拶して、全出演者がカメラの前を駆け抜ける最後を飾るのは、EBiDANの3兄弟だ。BUDDiiSのMORRIEとSHOOTが大きなハートを作り、HAYATO(ONE N’ ONLY)とFUMIYA(BUDDiiS)がピースを決めれば、タクヤ(超特急)とNAOYA(ONE N’ ONLY)は「楽しかったね! 来年もやろうね」「やる!」と大はしゃぎ。場内にアンコールを呼ぶ声を巻き起こすと、おなじみのEBiDAN全体曲「恋心」のイントロが鳴り、ふたつのステージのみならず、メンバーを乗せたトロッコもスタンド客席の中央を走って、オーディエンスを隅々まで沸騰させる。先輩と後輩でペアになって歌い継ぐのも微笑ましく、最終公演ではカイ(超特急)が山中柔太朗のマイクで歌う場面も。客席にサインボールを投げ込み、銀テープが飛ぶのを合図に次々とステージを下りて、続く「Believe yourself」でもオーディエンスの間近で微笑みと歌声を弾けさせていった。

最後に感想を求められると、初日の塩崎太智(M!LK)は「10周年お祝いしてくださってありがとうございます」と感謝。2日目では田中雅功が「僕ら8月23日から表記がアルファベットになるので、ひらがなの“さくらしめじ”でやるのは今日が最後。メチャメチャいい思い出になりました」と頭を下げた。さらにタクヤ(超特急)は「僕がいちばん楽しかったです。イケメンたちがたくさんで目が幸せです。推しがたくさん見つかりました。これからもEBiDANを盛り上げていきましょう!」と微笑む。最終日ではTETTAが「最後にひと言だけ。俺も脱ぎたい!」とTシャツを脱ごうとする謎のターンも。また、高田彪我は「少しでも気になるグループがいたら、ぜひ次のステージに足を運んでください。次のステージでお会いしましょう」とEBiDANファンに呼びかけた。2023年来『エビライ』の演出プロデュースを手掛けているユーキも「僕はEBiDANメンバー一人ひとりが主役だと思ってます」と明言。日に日にメンバーが成長していたと振り返り、「来年、今年のライブをはるかに超えていくんで、来年もっともっと楽しみにしててください。マジEBiDAN最高です」と語った。最後は誕生日の武藤潤(原因は自分にある。)に全員で「ハッピーバースデートゥーユー」を大合唱。ユーキ(超特急)と吉田仁人(M!LK)にパイをぶつけられながらも、武藤は「ホントにこのサプライズはうれしすぎて…ありがたいです。思い出という名の宝を手にしました!」と感激する。MCのリョウガに「EBiDAN、これからどうなっていきたい?」と問われると、「夢を掴みに行きましょう!」と拳を振り上げて断言。それぞれの夢、そしてEBiDANの夢に向かうレールは、すでにハッキリと見えている。そう実感させる3公演だった。

TEXT BY 清水素子
PHOTO BY 米山三郎 / ウチダアキヤ

<セットリスト>
【Day1/1公演目】 ~YELLOW ISLAND~
OP.愛せ、至極散々な僕らの日を(ONE LOVE ONE HEART)
1.What’s up, Voyagers!(ALL)
2.Mr.Sister(Lienel)
3.Maniacs(ICEx)
4.Brightness(BUDDiiS)
5.P-P-P-PERO(原因は自分にある。)
6.My Love(ONE N’ ONLY)
7.エンディング(さくらしめじ)
8.Sweets(SUPER★DRAGON)
9.ブルーシャワー(M!LK)
10.MEMORIAる(超特急)

~シャッフルユニット~
11.推論的に宇宙人
源泉は地下にある。(シャッフルユニット名)
大倉空人役:八神遼介(ICEx)、小泉光咲役:山中柔太朗(M!LK)、桜木雅哉役:NAOYA(ONE N’ ONLY)、長野凌大役:本人、武藤潤役:KEVIN(BUDDiiS)、杢代和人役:高桑真(Lienel)、吉澤要人役:竹野世梛(ICEx)

12.CANDY
NICEx(シャッフルユニット名)
志賀李玖役:田中洸希(SUPER★DRAGON)、中村旺太郎役:柴崎楽(SUPER★DRAGON)、阿久根温世役:MORRIE(BUDDiiS)、千田波空斗役:桜木雅哉(原因は自分にある。)、筒井俊旭役:曽野舜太(M!LK)、山本龍人役:伊藤壮吾(SUPER★DRAGON)、竹野世梛役:TAKUYA(BUDDiiS)、八神遼介役:TETTA(ONE N’ ONLY)

13.TRAIN-TRAIN ※THE BLUE HEARTSカバー
Vo.佐野勇斗(M!LK)/Gt.田中雅功、Ba.高田彪我(さくらしめじ)/Dr.EIKU(ONE N’ ONLY)/Key.KEVIN(BUDDiiS)

14.恋のDing Dong
ALL

~『DAN!DAN!EBiDAN!』企画ユニット~
15.Lucky Ageruyo(IKE!IKE!福男ランキングドリームユニット)
シューヤ(超特急)/山中柔太朗(M!LK)/柴崎楽(SUPER★DRAGON)/杢代和人(原因は自分にある。)/MORRIE(BUDDiiS)/阿久根温世・志賀李玖(ICEx)/近藤駿太(Lienel)

16.飛躍(世代別ドリームユニット)
タクヤ、ハル(超特急)/佐野勇斗、山中柔太朗(M!LK)/志村玲於、ジャン海渡、飯島颯(SUPER★DRAGON)/KENSHIN(ONE N’ ONLY)/小泉光咲、長野凌大(原因は自分にある。)/YUMA、SHOW、HARUKI(BUDDiiS)/竹野世梛、八神遼介(ICEx)/高桑真之(Lienel)

17.More Than Precious(歌おう!ドリームユニット)
タカシ(超特急)/吉田仁人(M!LK)/田中洸希(SUPER★DRAGON)/高田彪我(さくらしめじ)/TETTA(ONE N’ ONLY)/武藤潤(原因は自分にある。)/SHOOT(BUDDiiS)/千田波空斗(ICEx)/武田創世(Lienel)

18.HERO(SUPER CREATIVE)
シューヤ(超特急)/ジャン海渡(SUPER★DRAGON)/EIKU、HAYATO(ONE N’ ONLY)/KEVIN、MORRIE(BUDDiiS)

19.DJコーナー
長野凌大(原因は自分にある。)/高岡ミロ(Lienel)

20.EBiDAN DANCE部
ユーキ、マサヒロ、アロハ(超特急)/塩崎太智(M!LK)/志村玲於、池田彪馬(SUPER★DRAGON)/EIKU、HAYATO(ONE N’ ONLY)/FUMINORI、SHOW、FUMIYA(BUDDiiS)/山本龍人(ICEx)/森田璃空(Lienel)/荘司亜虎、黒木将盛(EBiDAN NEXT TOKYO)/玉木盛柊、西田瑛音(EBiDAN NEXT OKINAWA)/筒井俊旭(ICEx):タップのみ

21.simple
さくらしめじ(with ICEx)
22.テレパシー
M!LK(with Lienel)
23.The One
BUDDiiS(with ONE N’ ONLY)
24.EVOL
ONE N’ ONLY(with BUDDiiS)
25.原因は君にもある。
原因は自分にある。(with SUPER★DRAGON)
26.So Woo
SUPER★DRAGON(with 原因は自分にある。)
27.My Buddy
ALL
28.New day! New wave!(2024 ver)
ALL

En1.恋心
ALL
En2.Believe yourself
ALL

【Day2/2公演目】 ~BLUE ISLAND~
OP1.エンテンカ(ONE LOVE ONE HEART)
OP2.SHORYU(→↓(右ななめ下)+P) -2024ver-(龍宮城)
1.What’s up, Voyagers!(ALL)
2.Love Me Madly(Lienel)
3.Cyber Groovin’(ICEx)
4.Lack(BUDDiiS)
5.Mania(原因は自分にある。)
6.Hook Up(ONE N’ ONLY)
7.ただ君が(さくらしめじ)
8.Downforce(SUPER★DRAGON)
9.Kiss Plan(M!LK)
10.Steal a Kiss(超特急)

~シャッフルユニット~
11.To The Top
BARBiiS(シャッフルユニット名)
FUMINORI役:本人、KEVIN役:古川毅(SUPER★DRAGON)、MORRIE役:吉田仁人(M!LK)、SEIYA役:芳賀柊斗(Lienel)、YUMA役:マサヒロ(超特急)、SHOW役:阿久根温世(ICEx)、TAKUYA役:志村玲於(SUPER★DRAGON)、HARUKI役:近藤駿(Lienel)、FUMIYA役:HAYATO(ONE N’ ONLY)、SHOOT役:千田波空斗(ICEx)

12.LRL -Left Right Left-
まじかる★どらごん(シャッフルユニット名)
志村玲於役:筒井俊旭(ICEx)、古川毅役:武田創世(Lienel)、ジャン海渡役:FUMIYA(BUDDiiS)、飯島颯役:山本龍人(ICEx)、伊藤壮吾役:SEIYA(BUDDiiS)、田中洸希役:カイ(超特急)、池田彪馬役:本人、松村和哉役:アロハ(超特急)、柴崎楽役:中村旺太郎(ICEx)

13.TRAIN-TRAIN ※THE BLUE HEARTSカバー
Vo.佐野勇斗(M!LK)/Gt.田中雅功、Ba.高田彪我(さくらしめじ)/Dr.EIKU(ONE N’ ONLY)/Key.KEVIN(BUDDiiS)

14.恋のDing Dong
ALL

~『DAN!DAN!EBiDAN!』企画ユニット~
15.Lucky Ageruyo(IKE!IKE!福男ランキングドリームユニット)
シューヤ(超特急)/山中柔太朗(M!LK)/柴崎楽(SUPER★DRAGON)/杢代和人(原因は自分にある。)/MORRIE(BUDDiiS)/阿久根温世、志賀李玖(ICEx)/近藤駿太(Lienel)

16.飛躍(世代別ドリームユニット)
タクヤ、ハル(超特急)/佐野勇斗、山中柔太朗(M!LK)/志村玲於、ジャン海渡、飯島颯(SUPER★DRAGON)/KENSHIN(ONE N’ ONLY)/小泉光咲、長野凌大(原因は自分にある。)/YUMA、SHOW、HARUKI(BUDDiiS)/竹野世梛、八神遼介(ICEx)/高桑真之(Lienel)

17.More Than Precious(歌おう!ドリームユニット)
タカシ(超特急)/吉田仁人(M!LK)/田中洸希(SUPER★DRAGON)/高田彪我(さくらしめじ)/TETTA(ONE N’ ONLY)/武藤潤(原因は自分にある。)/SHOOT(BUDDiiS)/千田波空斗(ICEx)/武田創世(Lienel)

18.HERO(SUPER CREATIVE)
シューヤ(超特急)/ジャン海渡(SUPER★DRAGON)/EIKU、HAYATO(ONE N’ ONLY)/KEVIN、MORRIE(BUDDiiS)

19.DJコーナー
長野凌大(原因は自分にある。)/高岡ミロ(Lienel)

20.EBiDAN DANCE部
ユーキ、マサヒロ、アロハ(超特急)/塩崎太智(M!LK)/志村玲於、池田彪馬(SUPER★DRAGON)/EIKU、HAYATO(ONE N’ ONLY)/FUMINORI、SHOW、FUMIYA(BUDDiiS)/山本龍人(ICEx)/森田璃空(Lienel)/荘司亜虎、黒木将盛(EBiDAN NEXT TOKYO)/玉木盛柊、西田瑛音(EBiDAN NEXT OKINAWA)/筒井俊旭(ICEx):タップのみ

21.simple
さくらしめじ(with ICEx)
22.My Buddy
超特急(with Lienel)
23.The One
BUDDiiS(with ONE N’ ONLY)
24.EVOL
ONE N’ ONLY(with BUDDiiS)
25.原因は君にもある。
原因は自分にある。(with SUPER★DRAGON)
26.So Woo
SUPER★DRAGON(with 原因は自分にある。)
27.テレパシー
ALL
28.New day! New wave! (2024 ver)
ALL

En1.恋心
ALL
E2.Believe yourself
ALL

【Day2/3公演目】 ~RED ISLAND~
OP1.Upgrade(ONE LOVE ONE HEART)
OP2.SHORYU(→↓(右ななめ下矢印)+P) -2024ver-(龍宮城)
1.What’s up, Voyagers!(ALL)
2.Curry on love(Lienel)
3.ビリミ(ICEx)
4.HONEY(BUDDiiS)
5.Museum:0(原因は自分にある。)
6.DOMINO(ONE N’ ONLY)
7.生きるよ(さくらしめじ)
8.Tap tap tap!(SUPER★DRAGON)
9.labyrinth(M!LK)
10.Countdown(超特急)

~シャッフルユニット~
11.Category
(温泉の絵文字)NE N’ (温泉の絵文字)NLY(シャッフルユニット名)
TETTA役:シューヤ(超特急)、REI役:志賀李玖(ICEx)、EIKU役:本人、HAYATO役:高岡ミロ(Lienel)、KENSHIN役:大倉空人(原因は自分にある。)、NAOYA役:森田璃空(Lienel)

12.純情シンドローム
Aliel(シャッフルユニット名)
芳賀柊斗役:吉澤要人(原因は自分にある。)、近藤駿太役:REI(ONE N’ ONLY)、高岡ミロ役:リョウガ(超特急)、森田璃空役:松村和哉(SUPER★DRAGON)、武田創世役:タカシ(超特急)、高桑真之役:塩崎太智(M!LK)

13.TRAIN-TRAIN ※THE BLUE HEARTSカバー
Vo.佐野勇斗(M!LK)/Gt.田中雅功、Ba.高田彪我(さくらしめじ)/Dr.EIKU(ONE N’ ONLY)/Key.KEVIN(BUDDiiS)

14.恋のDing Dong
ALL

~『DAN!DAN!EBiDAN!』企画ユニット~
15.Lucky Ageruyo(IKE!IKE!福男ランキングドリームユニット)
シューヤ(超特急)/山中柔太朗(M!LK)/柴崎楽(SUPER★DRAGON)/杢代和人(原因は自分にある。)/MORRIE(BUDDiiS)/阿久根温世、志賀李玖(ICEx)/近藤駿太(Lienel)

16.飛躍(世代別ドリームユニット)
タクヤ、ハル(超特急)/佐野勇斗、山中柔太朗(M!LK)/志村玲於、ジャン海渡、飯島颯(SUPER★DRAGON)/KENSHIN(ONE N’ ONLY)/小泉光咲、長野凌大(原因は自分にある。)/YUMA、SHOW、HARUKI(BUDDiiS)/竹野世梛、八神遼介(ICEx)/高桑真之(Lienel)

17.More Than Precious(歌おう!ドリームユニット)
タカシ(超特急)/吉田仁人(M!LK)/田中洸希(SUPER★DRAGON)/高田彪我(さくらしめじ)/TETTA(ONE N’ ONLY)/武藤潤(原因は自分にある。)/SHOOT(BUDDiiS)/千田波空斗(ICEx)/武田創世(Lienel)

18.HERO(SUPER CREATIVE)
シューヤ(超特急)/ジャン海渡(SUPER★DRAGON)/EIKU、HAYATO(ONE N’ ONLY)/KEVIN、MORRIE(BUDDiiS)

19.DJコーナー
長野凌大(原因は自分にある。)/高岡ミロ(Lienel)

20.EBiDAN DANCE部
ユーキ、マサヒロ、アロハ(超特急)/塩崎太智(M!LK)/志村玲於、池田彪馬(SUPER★DRAGON)/EIKU、HAYATO(ONE N’ ONLY)/FUMINORI、SHOW、FUMIYA(BUDDiiS)/山本龍人(ICEx)/森田璃空(Lienel)/荘司亜虎、黒木将盛(EBiDAN NEXT TOKYO)/玉木盛柊、西田瑛音(EBiDAN NEXT OKINAWA)/筒井俊旭(ICEx):タップのみ

21.simple
さくらしめじ(with ICEx)
22.テレパシー
M!LK(with Lienel)
23.The One
BUDDiiS(with ONE N’ ONLY)
24.EVOL
ONE N’ ONLY(with BUDDiiS)
25.原因は君にもある。
原因は自分にある。(with SUPER★DRAGON)
26.So Woo
SUPER★DRAGON(with 原因は自分にある。)
27.My Buddy
ALL
28.New day! New wave!(2024 ver)
ALL

En1.恋心
ALL
En2.Believe yourself
ALL

『EBiDAN THE LIVE CRUISE 2024』公式サイト
https://ebidan.jp/ebidan_live2024/

EBiDAN OFFICIAL SITE
https://ebidan.jp/