3年前の銀メダル持参して「もうすぐ愛してもらえるからね」 レスリング金・文田健一郎の妻の言葉に感動「朝から泣けた」
パリ五輪のレスリング・男子グレコローマン60キロ級で金メダルを獲得した文田健一郎選手の妻の言葉に感動したという声が相次いでいる。2024年8月8日の情報番組「めざましテレビ」(フジテレビ系)で、決勝戦直後のインタビューが放送された。
「奥さんがずっと大事にしてくれたから...」
文田選手は21年の東京五輪にも出場し、銀メダルを獲得。ただ、文田選手にとっては不本意な結果だった。映像の中で文田選手の妻は、その時の銀メダルについて、「ただの悔しい思い出しかないメダルなので、彼にとっては」としつつも、「私はそのメダルもすごいメダルだと思っているので、パリに来る前に引っ張り出して、もうすぐ愛してもらえるからねって言って。待っててねって声をかけてきたんです」とエピソードを明かした。
今回の優勝で「あのメダルがすごく報われる感じがして」と話した。
現地から出演していた文田選手は、このエピソードを知らなかったといい、妻のコメントを聞いて「あのメダルの存在を奥さんがずっと大事にしてくれたから、東京オリンピックの銀メダルが今回の金メダルにつなげてくれたのかなって」と話した。
一方で「悔しいだけのメダルではないってもっと前から気づくべきでしたし、もっと大事にしてあげなきゃなって」と反省も伝え、「これからその分、もっと大事に、僕も愛します!」と宣言した。
Xでは視聴者から「レスリング文田選手の奥さんのコメントが素敵すぎて朝から泣けた」「サポートしている奥さんの考え方が深すぎて感動した」「朝から号泣。人の傷になりうる部分まで抱きしめてあげられる素敵な人が奥さん。こんな人になりたいな」といった声が寄せられた。