まさかの「マツダノ“フェラーリ”」登場!? 「ロードスター」で“76億円”「スーパーカー」を再現! 約540万円の「斬新モデル」とは
76億円!?の「250GTO」に変身した「ロードスター」
2024年7月5日公開の映画「フェラーリ」では、イタリアの高級自動車メーカー「フェラーリ」を創業したエンツォ・フェラーリの姿が描かれています。
世界中のクルマ好きの憧れである“フェラーリ”ですが、さまざまな車種の中でも、特に伝説的な存在として知られる「250GTO」を見事に再現したマツダの「MX-5(日本名「ロードスター」)」を紹介します。
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250GTOは1962年から1964年に、量産車が出場できるレース「スポーツカー世界選手権」に参戦するために開発された競技用グランドツーリングカーです。
初期モデルの生産台数はわずか33台。その貴重さから市場価値は年々上昇しており、2018年のオークションでは5200万ポンド(当時のレートで約76億円)で落札されるなど、フェラーリ車の中でも特に高級な車両の1つとして知られています。
そんな250GTOを意識したロードスターが、2024年1月にオークションサイト「ebay」で掲載されていました。その名も「Mx-250 gto」です。
今回のカスタムカーは、1989年から1998年に生産された初代ロードスターをベースに、トリビュートオートモーティブ製のMX-250ボディコンバージョンキットを装着しています。
ロードスターのスタイルをできるだけ生かしており、左右ヘッドライトの間に並ぶD字型のエアインテークも再現。また、サイドミラーはフロントフェンダーに付け直されています。
ヘッドライト周りのデザインはかなり再現度が高いですが、フロントフェンダーのエアアウトレットがないなど、多少の違いはあります。
この「Mx-250 gto」の価格は3万ポンド(約540万円)で販売されていましたが、落札はされなかったようで、現在は「ENDED」になっています。