バレーボール日本代表の高橋健太郎【写真:Getty Images】

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ポーランドとの強化試合で負傷

 パリ五輪に出場するバレーボール男子日本代表の高橋健太郎が無事を報告した。現地20日に行われたポーランドとの強化試合で負傷退場して状態が心配されたが、自身のSNSに「I’m back」と投稿。「手厚い対応をしていただいたお陰で、また心おきなく全力でプレーをする事が出来ます」などと救急隊員にも感謝の言葉をつづった。

 人気映画のテーマとともに、全快をアピールした。高橋は負傷退場から一夜明けた21日、インスタグラムのストーリー機能を使って「皆様ご心配をおかけしました 健太郎元気です」と報告。その7時間後には映画「ターミネーター」のメイン・タイトルをBGMに、「I’m back」と同作の決め台詞を記して写真を投稿した。救急車の前で、高橋はクラウチングスタートのようなポーズを取っている。

 さらに「日本の皆様大変ご心配をおかけ致しました」と切り出し「ポーランドの救急隊員の方々の迅速且つ万が一の事を考えた手厚い対応をしていただいたお陰で、また心おきなく全力でプレーをする事が出来ます」と感謝。「パリオリンピックにトライできる事に感謝し残りの時間を全力で過ごしていきます」と意気込んだ。

 高橋はポーランド戦の第4セット、日本のスパイクがポーランドにブロックされ、こぼれたボールを拾おうとするも足を滑らせるような形になり転倒。頭を押さえ、相手選手たちから声をかけられると頭を上げて反応したが、ストレッチャーが駆けつけるまで倒れたままで、首を固定した状態で乗せられ退場していた。日本はこの試合に3-2で勝利。五輪では27日にドイツとの初戦を迎える。

(THE ANSWER編集部)