酔鯨から新ブランド日本酒 低アルコールでも“らしさ”を

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酔鯨酒造(高知市)は7月1日、新ブランド「酔鯨TOSAGURA Craft series」の販売を始めた。

今回発売した第一弾「蒼(そう)Light」は業界でも注目を集める低アルコールの日本酒(度数14度)。「低アルコールながら酔鯨らしくしっかりとした酸味を引き出し、ライトな飲み口を追求した。普段、日本酒に触れる機会が少ない人にも気軽に飲んでもらいたい」と同社。

原料は山田錦100%、2種類の高知酵母をブレンドし仕込み水を通常より多く使用した。イチゴやメロンのような吟醸香が特徴。720㎖で1千760円(税込)。

新シリーズについて同社では「先代から受け継いだ『酔鯨らしさ』はそのままに、通常商品にはない新しい価値に挑戦した。味わいに明確な目標を掲げ、試行錯誤する中で生まれた試験的な商品を、新シリーズとして数量限定で展開する」としている。2018年に竣工した土佐蔵(高知県土佐市)で製造。秋には第2弾、3弾の発売を予定する。