新たなハープ体験を 中村愛が日本初演を含むバラエティに富んだ構成でおくるリサイタル
ハープ奏者中村愛(なかむらめぐみ)によるリサイタルが2024年7月7日(日)浜離宮朝日ホールにて開催される。
「ハープを超えハープで聴く名曲たち」の副題がつけられた本コンサートは、中村いわく、「優しい音色で癒される」ハープのイメージを一新すべく、「ハープの持つ重厚さや勢い、斬新さを前面に打ち出したもの」。普段ハープでは演奏されない楽曲や日本初演の楽曲など、ハープの知識を問わず誰でも楽しめるプログラムで構成されているという。
開催が直前に迫り、中村よりコメントが到着した。
中村愛コメント
中村愛
皆様は「ハープのコンサート」と聞くと、どのようなイメージを思い浮かべますか?ポロポロと優しい音色で、知らない曲だけれどもなんだか癒される…そんなイメージではないでしょうか。今回のリサイタルは、今までのそういったイメージを一新すべく、ハープの持つ重厚さや勢い、斬新さを前面に打ち出したものとなっております。バッハ「トッカータとフーガ」ではオルガンの持つ音の厚さに挑み、ドビュッシー「沈める寺」やラフマニノフ「前奏曲 op.3-2」では鐘の持つ倍音の入り乱れた響きを表現いたします。またシューマンの人気曲「子供の情景」など普段ハープでは演奏されない曲、そして日本初演となるブルグミュラー、サン=サーンスやフォーレがハープの為に書いた曲など、ハープをよく知らない方でもお楽しみ頂けるプログラムで構成しております。新しいハープ体験、是非会場でお楽しみください!