©THE RIVER │ Photo by Tabercil from Canadian https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Michelle_Monaghan_(6142921857).jpg│ Photo by Dept. of Defense photo by Navy Petty Officer 2nd Class Dominique A. Pineiro/Released https://www.flickr.com/photos/thejointstaff/34117818524/ │ Photo by Georges Biard https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Philip_Seymour_Hoffman_2011_(cropped).jpg │ ©THE RIVER│

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トム・クルーズ主演の人気アクション映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ第3作『ミッション:インポッシブル3』(2006)では、トム演じるイーサン・ハントが悪者にさらわれた婚約者を48時間以内に救出すべく奔走する。フィリップ・シーモア・ホフマンやローレンス・フィッシュバーンといった実力派が集結しただけでなく、現在の主力メンバーであるベンジー役サイモン・ペッグも初参戦となった。

本記事では、『ミッション:インポッシブル3』の出演キャストと吹き替え声優陣の経歴や出演作をご紹介。鑑賞のお供として、ご活用いただきたい。

トム・クルーズ(イーサン・ハント役) ©︎THE RIVER

1962年、アメリカ・ニューヨーク出身。映画デビューは『エンドレス・ラブ』(1981)。『トップガン』(1986)で世界的知名度を獲得。その後、『レインマン』(1988)や『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994)など話題作に立て続けに出演した。『ミッション:インポッシブル』でアクション俳優としての地位をさらに固める。ほか、『ラスト サムライ』(2003)『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)『トップガン マーヴェリック』(2022)など代表作は数多。今後は、『ミッション:インポッシブル8(仮題)』や『レヴェナント: 蘇えりし者』(2015)アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督との新作などを控える。

吹替版声優 森川智之

トム・クルーズの専属声優として知られる。ほかユアン・マクレガーやアダム・サンドラー、キアヌ・リーブス、ブレンダン・フレイザー、ジュード・ロウ、オーウェン・ウィルソン、マーティン・フリーマン、コリン・ファレルなどの吹き替えを主に担当。アニメ作品としては、「クレヨンしんちゃん」野原ひろし(2代目)をはじめ、「蒼き伝説シュート!」神谷篤司役、「地獄先生ぬ~べ~」玉藻京介役、「遊☆戯☆王」城之内克也役、「犬夜叉」奈落役、「Devil May Cry」ダンテ役、「戦国BASARA」片倉小十郎役、「キングダム」李牧役など数多くの大役を演じている。

ヴィング・レイムス(ルーサー・スティッケル役) Photo by Chris Yarzab https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Ving_Rhames_2010_(4710601891).jpg

1959年、米ニューヨーク出身。ジュリアード音楽院で演技を学び、1984年にブロードウェイデビュー。複数のドラマ作品を経て、クエンティン・タランティーノによる『パルプ・フィクション』(1994)で注目を集める。『ミッション:インポッシブル』第1作以来すべての作品でベテランエージェントのルーサー役として登場。ほかには、『コン・エアー』(1997)『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004)『ピラニア3D』(2010)などに出演している。最新作は、日本では2024年8月16日公開のアニメ映画『ねこのガーフィールド』。『ミッション:インポッシブル』シリーズ第8作への出演も控える。

吹替版声優 宝亀克寿

吹替としては、ロン・パールマン、ヴィング・レイムス、カルロ・ロタ、クリフトン・ジェームズ、ジョン・リス=デイヴィス、バート・レイノルズなど数多くの俳優陣を担当してきた。直近では、『ブラック・ウィドウ』(2021)ドレイコフ役のレイ・ウィンストンや『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)発掘屋サラー役ジョン・リス=デイヴィスの吹き替えを担当した。アニメの体表作は、「ONE PIECE」ゲッコー・モリア&ジンベエ、「バビロン」野丸龍一郎など。

フィリップ・シーモア・ホフマン(オーウェン・デイヴィアン役) Photo by Georges Biard https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Philip_Seymour_Hoffman_2011_(cropped).jpg

1967年、米ニューヨーク出身。大学で演技を学び、1991年にドラマ「ロー&オーダー」の1エピソードで役者デビューを飾った。『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』(1992)や『ツイスター』(1996)『ビッグ・リボウスキ』(1998)『コールド マウンテン』(2003)といった作品でキャリアを積む。2005年、作家トルーマン・カポーティを演じた『カポーティ』でアカデミー主演男優賞を受賞。『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』(2007)や『ダウト~あるカトリック学校で~』(2008)『ザ・マスター』(2012)ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。ほか主な出演作は『マイ・ライフ、マイ・ファミリー』(2007)や『マネーボール』(2011)、『ハンガー・ゲーム』シリーズなど。2014年、46歳で死去。息子のクーパー・ホフマンも俳優として活躍しており、『リコリス・ピザ』(2021)でスクリーンデビューを飾った。

吹替版声優 山路和弘

ジェイソン・ステイサムやアル・パチーノ、アレック・ボールドウィン、アントニア・バンデラス、ウィレム・デフォー、ケヴィン・ベーコン、ヒュー・ジャックマンらハリウッドスターから、トニー・レオンやソン・ガンホ、キム・ユンソクなどアジアンスターまで、幅広く洋画吹き替えを務めてきた。アニメ声優としては、『ONE PIECE』『進撃の巨人』などに参加している。もともとキャリアは俳優として開始しており、いまも映画・舞台への出演を続けている。

ビリー・クラダップ(ジョン・マスグレイブ役) Photo by Beowulf Sheehan/PEN American Center https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Billy_Crudup_and_Martha_Plimpton_2015.jpg

1968年、米ニューヨーク出身。1996年、ウディ・アレン監督作『世界中がアイ・ラヴ・ユー』でスクリーンデビュー。1997年公開のジブリ映画『もののけ姫』ではアシタカの英語版吹き替えを務める。その後、『あの頃ペニー・レインと』(2000)や『ビッグ・フィッシュ』(2003)などに出演。『ウォッチメン』(2009)のDr.マンハッタン役や『ジャスティス・リーグ』(2017)ヘンリー・アレン役など、ザック・スナイダー作品でも知られる。ほか主な出演作は『パブリック・エネミーズ』(2009)や『食べて、祈って、恋をして』(2010)『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)『エイリアン: コヴェナント』(2017)など。私生活では、2023年に『キング・コング』(2005)ナオミ・ワッツと結婚した。

吹替版声優 桐本琢也

ブラッドリー・クーパーの吹き替え声優として知られる。『ハングオーバー!』シリーズや『世界にひとつのプレイブック』(2012)『アメリカン・ハッスル』(2013)『アメリカン・スナイパー』(2014)『アリー/ スター誕生』(2018)といった代表作は桐本が担当してきた。ほか、アレクサンダー・スカルスガルドやヒョンビン、ベン・フォスター作品も多く担当。(2008)機内上映版では、トニー・スターク/アイアンマン役ロバート・ダウニー・Jr.の吹き替えも務めた。

ミシェル・モナハン(ジュリア・ミード役)  Photo by Tabercil from Canadian https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Michelle_Monaghan_(6142921857).jpg

1976年、米アイオワ州出身。学生時代にモデルとして活動開始。大学中退後、2000年にドラマ「Young Americans(原題)」で役者デビューを飾る。『運命の女』(2002)や『ボーン・スプレマシー』(2004)といった作品で経験を積んだ後、『ミッション:インポッシブル3』でヒロインのジュリア役に抜擢。第4作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)と第6作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)で同役を再演する。ほか主な出演作は、『君がくれた恋のシナリオ』(2014)や「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」(2014)『ピクセル』(2015)『パトリオット・デイ』(2016)など。

吹替版声優 岡寛恵

『スパイダーマン』シリーズのMJ役キルスティン・ダンストや『アイアンマン』『アベンジャーズ』シリーズのペッパー・ポッツ役グウィネス・パルトローの声優としてお馴染み。ほか、ケイト・ウィンスレットやジェニファー・ガーナー、ナオミ・ワッツの吹き替えをよく担当している。

ジョナサン・リス=マイヤーズ(デクラン・ゴームリー役) Photo by Georges Biard https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Jonathan_Rhys_Meyers_Cabourg_2013.jpg

1977年、アイルランド・ダブリン出身。1994年、17歳の時に『マン・オブ・ノー・インポータンス』でスクリーンデビュー。『マイケル・コリンズ』(1996)『17 セブンティーン』(1997)『ベッカムに恋して』(2002)などへの出演でキャリアを積む。2005年にはテレビ映画『ELVIS エルヴィス』でエルヴィス・プレスリー役を演じ、ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞する。その翌年、『ミッション:インポッシブル3』のメインキャストに抜擢された。ほか主な出演作は『マッチポイント』(2005)『アルバート氏の人生』(2011)『ストーンウォール』(2015)『バイオレンス・ナイト』(2021)など。アントニオ・バンデラス主演のアクションスリラー『The Clean Up Crew(原題)』や主演を務める『Operation Blood Hunt(原題)』など待機作多数。

吹替版声優 竹若拓磨

『オーシャンズ』シリーズのライナス役マット・デイモンの吹き替えを担当。ほか、『ダージリン急行』(2007)ジェイソン・シュワルツマンや「ゴシップガール」(2007-2012)セバスチャン・スタンの吹き替えも務めた。元々は役者志望で、舞台作品への出演歴もある。

ケリー・ラッセル(リンジー・ファリス役) Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/9358544764/

1976年、米カリフォルニア出身。1992年、子供向けコメディ『ジャイアント・ベビー』でスクリーンデビュー。その後は『ワンス・アンド・フォーエバー』(2002)や『ママが泣いた日』(2005)『ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた』(2007)などでキャリアを積む。ドラマ「ジ・アメリカンズ」(2013-2018)では主演を務めた。ほか主な出演作は、『猿の惑星: 新世紀』(2014)や『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)『アントラーズ』(2021)『コカイン・ベア』(2023)「エクストラポレーションズ すぐそこにある未来」(2023)など。

吹替版声優 藤貴子

『呪怨』シリーズの佐伯 伽椰子(さえきかやこ)役で知られている俳優。声優としては、『ブラック・ウィドウ』(2021)『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2022)でジュリア・ルイス=ドレイファスが演じるヴァル役や『アンカット・ダイヤモンド』(2019)イディナ・メンゼルの吹き替えなどを担当している。

マギー・Q(ゼーン・リー役) Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/9358361790

1979年ハワイ出身。香港でキャリアをスタートさせる。映画デビューは1999年の香港映画『Model From Hell(原題)』。翌2000年にはジャッキー・チェン製作の『ジェネックスコップ2』に出演。2001年にはジャッキーが主演を務める『ラッシュアワー2』でハリウッドデビューを飾る。以降、『80デイズ』(2004)や『ミッション:インポッシブル3』、『ダイ・ハード4.0』(2007)などで知名度を上げる。ドラマ「NIKITA/ニキータ」(2010-2013)では主演に抜擢された。ほか主な出演作は『ダイバージェント』シリーズや『ファンタジー・アイランド』(2020)『マーベラス』(2021)など。

吹替版声優 魏涼子

NHK連続テレビ小説「春よ、来い」や「相棒」「仮面ライダー」をはじめとするドラマに数多く出演。映画や舞台でも活躍する。声優としては、チャン・ツィイーの吹き替え担当として知られる。ほか、『ピッチ・パーフェクト』シリーズのエリザベス・バンクスや『マリアンヌ』マリオン・コティヤールといった俳優の吹き替えを務めてきた。

ローレンス・フィッシュバーン(セオドア・ブラッセル局長役) Dept. of Defense photo by Navy Petty Officer 2nd Class Dominique A. Pineiro/Released https://www.flickr.com/photos/thejointstaff/34117818524/

1961年、米ジョージア州出身。1972年、テレビ映画『If You Give a Dance, You Gotta Pay the Band(原題)』で俳優デビュー。フランシス・フォード・コッポラ監督作『地獄の黙示録』(1979)で端役出演を果たし、その後は『カラーパープル』(1985)や『レッドブル』(1988)『キング・オブ・ニューヨーク』(1990)といった話題作で知名度をあげる。『マトリックス』シリーズのモーフィアス役で世界的に名を知られるようになった。ほか主な出演作は、「CSI:科学捜査班」(2008-2011)や『マン・オブ・スティール』(2013)『ジョン・ウィック』シリーズ、『アントマン&ワスプ』(2018)など。待機作にコッポラ監督『メガロポリス(原題)』や『トランスフォーマー/ONE』(2024)を控える。

吹替版声優 石塚運昇

「ONE PIECE」黄猿役や「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」ヴァン・ホーエンハイム役、「ポケットモンスター」オーキド博士役の声優として知られる。洋画吹き替えでは、ローレンス・フィッシュバーンのほか、『96時間』シリーズなどで知られるリーアム・ニーソンの声を数多く担当。ほかビル・パクストンやケヴィン・スペイシーといった俳優の出演作に参加した。2018年、67歳で死去。

サイモン・ペッグ(ベンジー・ダン役) ©THE RIVER

1970年、イギリス・グロスターシャー出身。1993年、ロンドンでスタンダップ・コメディアンとして活動を開始し、「SPACED ~俺たちルームシェアリング~」(1999-2001)で主演・脚本を務め、注目を集める。同作は、エドガー・ライトがメガホンをとったことでおなじみのシットコムシリーズだ。『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004)にて脚光を浴びた後、『ミッション:インポッシブル』『スター・トレック』シリーズに出演。そのほかの代表作には、『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』(2007)、『宇宙人ポール』(2011)、『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』(2013)、『レディ・プレイヤー1』(2018)など数々の話題作に出演している。待機作は、2025年5月23日米公開予定の『ミッション:インポッシブル8』。

吹替版声優 根本泰彦

主に海外ドラマや、映画の吹替を担当。サイモン・ペッグのほかに、『魔法にかけられて』(2007)や『近距離恋愛』(2008)、『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(2011)などにてパトリック・デンプシーの声を担当している。

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