人気がスゴい!? 200万円台からもあるデザイン色々なミドルミニバン3選
大人気のミドルサイズミニバンとは?
家族のライフスタイルが変化する中で、ミドルサイズのミニバンはその多用途性と快適性で絶大な人気を誇っています。
ゆったりとした室内空間と都市部での運転もしやすいこの車種は、家族旅行から日々の通勤・通学まで幅広いシーンで活躍します。
今回はそんなマルチに活躍できるミドルサイズのミニバンを3台紹介します。
●トヨタ「ノア/ヴォクシー」
【画像】「えっ…!」 これが「最強の万能ミニバン」です(30枚以上)
ノアとヴォクシーはトヨタのミドルサイズミニバンで、基本的なメカニズムを共有する兄弟車です。
初代モデルは2001年11月にデビュー。
当時、ノアはトヨタカローラ店から、ヴォクシーはネッツトヨタ店からと異なる販売店系列で発売されていました。
現行モデルとなる4代目は2022年1月に登場。
ボディサイズは全長4695mm×全幅1730mm×全高1840mm-1855mmと、両車同じサイズですが、デザインに関してノアは堂々かつモダンなスタイルに、ヴォクシーは先鋭かつ独創的なスタイルを追求したものに、各々異なる世界観に仕上がっています。
一方インテリアは、視界移動に配慮された見通しのいいレイアウトを採用し、シートレイアウトは、ノアとヴォクシー共に3列シートの7人乗り/8人乗りから選択可能です。
パワートレインも両車で共通しており、2リッター直列4気筒エンジンのガソリンモデルと、1.8リッター直列4気筒エンジンにモーターを備えたハイブリッドモデルを設定。
それぞれに2WDと4WDがラインナップされています。
価格(消費税込、以下同)はノアが267万から389万円、ヴォクシーが309万円から396万円です。
●日産「セレナ」
セレナは、日産のミドルサイズミニバンで、初代モデルは1991年6月に登場しました。
高い居住性と安定した走行性能を兼ね備えた5ナンバーサイズのミニバンとして成功し、現在の6代目まで常に高い人気を誇っています。
ボディサイズは、全長4690mm-4765mm×全幅1695mm-1715mm×全高1870mm-1895mmと、基本的なグレードでは5ナンバー枠内に収められているのが特徴です。
車内は、ミニバンの中でもトップクラスの室内長と室内幅を誇り、広々としたゆとりのある空間を実現しています。
3列目シートにはシートスライド機構が標準装備され、ゆったりとした座席幅と厚みのあるクッションが快適な座り心地を提供します。
また新車特有の臭いがしにくい素材を使用し、車内の不快な臭いを抑えるためにエアコンの吹き出し口にプラズマクラスターイオンを含ませるなど、車酔いを防ぐための工夫も施されています。
ラインナップも豊富で、2WDや4WD、ガソリンエンジンモデルや日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」モデル、3列シート7人乗り/8人乗り以外にも2列シート4人乗りが用意されているほか、福祉用車両も設定されています。
価格は276万8700円から479万8200円です。
●ホンダ「ステップワゴン」
ステップワゴンの初代は1996年5月にデビューし、現行モデルとなる6代目は2022年5月に登場しました。
6代目では全車が3ナンバーになり、ボディサイズを大きくしたことで、過去のモデルからテーマにしていた家族のための大空間を維持しています。
同車には「AIR(エアー)」と「SPADA(スパーダ)」の2タイプから選択でき、さらにスパーダには、質感を高め機能を充実させた派生モデル「SPADA PREMIUM LINE(スパーダ プレミアムライン)」が設定されています。
ボディサイズは、エアーが全長4800mm×全幅1750mm×全高1840mm-1855mmで、スパーダ及びプレミアムラインが全長4830mm×全幅1750mm×全高1840mm-1855mmです。
エクステリアは、初代に原点回帰したようなスクエア基調のスタイリングが特徴で、エアーはシンプルで親しみを感じるデザインに、スパーダは精悍さやスタイリッシュさを感じるデザインとし、異なる世界観を表現しています。
一方インテリアは、リビングにいるかのような暖かみのあるデザインに仕上がっており、シートレイアウトは、エアーとスパーダで3列シートの7人乗り/8人乗り、プレミアムラインは7人乗りとなっています。
パワートレインは1.5リッターの直列4気筒エンジンを搭載したガソリンエンジンモデルと、2リッターの直列4気筒エンジンにモーターを備えたハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載したモデルから選択できます。
価格はエアーが305万3600円から343万7500円、スパーダが331万2100円から391万2700円です。