日産「定番ミニバン」何がスゴい? e-POWER搭載の「セレナ」が大好評! 発売1年超のSNSでの反響は?

写真拡大 (全2枚)

ガソリン車とe-POWER車をラインナップする「セレナ」

 日産のミニバン「セレナ」は「家族のためのミニバン」として、広い室内や利便性の高さを特徴としているモデルです。
 
 現行モデルは6代目で、ガソリン車が2022年12月、e-POWER車(ハイブリッド)が2023年4月にラインナップに加わっています。

家族のためのミニバン! 日産「セレナ」

 日産車のなかでは、コンパクトカーの「ノート」についで2位の販売を誇るセレナですが、一体どのようなミニバンなのでしょうか。

【画像】カッコいい! これが「車中泊専用セレナ」です! 画像を見る(30枚以上)

 セレナのボディサイズは標準仕様が全長4690mm×全幅1695mm×全高1870mm、エアロ仕様の「ハイウェイスター」が全長4765mm×全幅1715mm×全高1885mmです。

 なお、ほかのミドルサイズミニバンとしてトヨタ「ノア/ヴォクシー」、ホンダ「ステップワゴン」がありますが、それぞれ現行モデルでボディサイズを拡大したため、5ナンバーサイズのモデルを設定するのはセレナのみとなっています。

 セレナは8人乗り仕様を基本とし、e-POWERの最上級グレード「LUXION(ルキシオン)」は唯一の7人乗り仕様があります。

 全車3列シートで、3列目は横に跳ね上げる形で格納が可能となり、後部を広い荷室として使うことができます。

 そして8人乗り仕様は、前後に大きく動かせる「スマートマルチセンターシート」というユニークなシートを装備。

 このスマートマルチセンターシートを2列目シートの位置に合わせれば座席となり、フロントシート横に移動し前方に倒せばセンターコンソールのように使用できます。

 また2列目シートは左右にも動かすことができ、左右独立とベンチシートとのどちらにもアレンジ可能。あせてウォークスルーの位置も調整できます。

 7人乗り仕様のルキシオンでは、2列目シートがキャプテンシートとなり、左右にアームレストを装備。フロントシートにはセンターコンソールも備わります。

 さらに、ほかのミニバンにはないセレナ独自の機構として、テールゲートに「デュアルバックドア」が組み込まれています。

 これは、リアガラスが開閉可能となっており、テールゲートを大きく開けなくても荷室にアクセスができるため、せまい駐車場などで荷物を積み込む際に便利です。

 パワートレインは、ガソリン車は2リッター直列4気筒自然吸気エンジン(最高出力150馬力/最大トルク200Nm)にCVTを組み合わせ、駆動方式は2WD(前輪駆動)と4輪駆動が選べます。

 もう一方のe-POWERは、エンジンが発電専用で電気モーターが駆動をおこなう「シリーズハイブリッド」方式を採用。

 発電用のエンジンは1.4リッター直列3気筒(最高出力98馬力/最大トルク123Nm)、モーターは交流同期モーター(最高出力163馬力/最大トルク315Nm)を搭載しています。

 モーター駆動ならではの振動のないスムーズな加速、静粛性の高い室内といった特徴を持つほか、回生ブレーキ(e-Pedal Step)によってアクセルを緩めるだけで減速することが可能。

 ブレーキペダルの使用頻度が減ることから疲労の低減につながります。

 そして、e-POWER特徴は燃費性能にも現れています。

 最大20.6km/L(WLTC値)とミニバンとしてはかなりの低燃費で、ガソリン車よりも経済的です。

 そんなセレナ e-POWERについて、SNSではどのような反応が見られるのでしょうか。

「e-POWERが楽しくて、仕事帰りに1〜2時間ドライブして帰っちゃうんだよなぁ」

「燃費抜群でコスパ良し、ホイールもインチアップすると格好良い!」

「プロパイロット2.0搭載車はハンズフリーでの運転が可能で、風がなければ左右に振られることもなく常に安定している」

「静かさはもちろんカーブの安定性も高い」

 全般的に好評なコメントが多く、ネガティブな意見はほとんどないようです。セレナに対して、ユーザーから高く評価されていることがうかがえます。