ドイツ代表、自国開催のEURO2024で「メンバー落ちした5名の大物スター」

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6月14日に開幕を迎えたEURO2024。開催国ドイツはユリアン・ナーゲルスマン監督の下で1996年以来28年ぶりの優勝を狙う。

今回はそのドイツ代表のメンバーから漏れてしまった5名のスーパースターをご紹介する。

マッツ・フメルス

クラブ:ボルシア・ドルトムント

代表成績:78試合5ゴール

理由:戦術

今季35歳の誕生日を迎えたマッツ・フメルス。ドルトムントで素晴らしいパフォーマンスを見せており、自国開催のビッグトーナメント出場に向けたアピールを行っていた。

しかしながら昨年11月のインターナショナルマッチウィークで招集されたあとはメンバーリストに入らず。彼は『Bild』のインタビューで「自分はドイツで最高のディフェンダー5名の中に入っているはず。個人的には苦しい」とコメントした。

ニクラス・ジューレ

クラブ:ボルシア・ドルトムント

代表成績:49試合1ゴール

理由:戦術

マッツ・フメルスとは逆に、28歳ながらもボルシア・ドルトムントで今季コンディションを崩してしまったニクラス・ジューレ。崩れてしまった体型が話題になったこともあり、チャンピオンズリーグ決勝にも出られなかった。

ドイツ代表のメンバーにも入れない可能性は高いと伝えられており、その通り招集リストに彼の名前はなかった。

レオン・ゴレツカ

クラブ:バイエルン・ミュンヘン

代表成績:57試合14ゴール

理由:戦術

長くドイツ代表の中心メンバーとして活躍してきたゴレツカであるが、昨年11月のインターナショナルマッチウィークを最後に招集されていなかった。

バイエルン・ミュンヘンでも安定した成績を残しており、パフォーマンスも良好だったことから、EURO2024ではメンバー入りするかと思われたが…最終的にナーゲルスマン監督は彼を予備メンバーにも加えなかった。

セルジュ・ニャブリ

クラブ:バイエルン・ミュンヘン

代表成績:45試合22ゴール

理由:怪我

バイエルン・ミュンヘンで今季怪我に苦しめられたニャブリ。前半戦では腕の骨折、中盤戦では筋肉の怪我、そして4月にも再び筋肉を痛め、5月のレアル・マドリー戦でハムストリングを引き裂かれてしまった。

10試合で3ゴール2アシストと結果は残していたものの、最終的にはEURO2024に出場することは不可能になった。

EURO2020で「絶対に注目すべき5名のディフェンダー」

ティモ・ヴェルナー

クラブ:トッテナム・ホットスパー

代表成績:57試合24ゴール

理由:怪我

今季はシーズン途中でRBライプツィヒからトッテナム・ホットスパーへと移籍したヴェルナー。細かい怪我で離脱を繰り返したこともあり、昨年からはドイツ代表に入ったり入らなかったりという状態だった。

今季はそれに加えて5月に太ももの怪我で離脱してしまい、そのまま直前のアピールができないままにEURO2024のメンバー入りを逃している。