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名優ユアン・マクレガーと実娘クララ・マクレガーのW主演作『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』より、予告編と新場面写真が公開された。『パスト ライブス/再会』や『キャロル』といったアカデミー賞ノミネート作品の製作陣が贈る、マクレガー親子の経験から生まれた物語がまもなく明かされる。

予告編は、ユアン・マクレガーと娘クララ・マクレガー親子の熱唱シーンから始まる。歌うのはイギリスのシンガー、レオナ・ルイスの大ヒット曲「Bleeding Love」。本作のタイトルにもなった一曲だ。

映像はその一節から始まり、物語が進んでいく。十数年ぶりに再会した親子のぎこちない旅の始まりが映し出され、見知らぬ男と酒を飲む娘に、父が12時間前に彼女が死にかけていたことを告げる。とうの昔に幼い自分を捨てた父を許せずにいた娘は、父の彼女を気遣う言葉に歯向かい、衝突する。しかし、父と娘にはかけがえのない2人だけの美しい記憶があった……。

父が娘を旅に連れ出した本当の理由とは?切なくも愛おしい、親子の複雑な愛が感じられる予告編映像となっている。物語とともに印象的なのが、『パスト ライブス/再会』『キャロル』の製作チームと、オランダが生んだ新たなる才能エマ・ウェステンバーグ監督がつくり出した色鮮やかな映像美。そして、ロードトリップムービーならではのアメリカ南西部の壮大な自然の景色が圧巻だ。

また、あわせて公開された新場面写真で見ることができる、線路沿いに立つ親子2人のカットは、ユアン・マクレガーの代表作『トレインスポッティング』のオマージュになっている。作品の随所にも『トレインスポッティング』のオマージュがいくつか含まれているので探してみよう。

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2023年サウス・バイ・サウスウエスト映画祭で上映され注目を集めた、ユアン・マクレガーと実の娘で俳優・プロデューサーのクララ・マクレガーがW主演にして親子役を演じた話題作。実際に問題を抱えた時期のあったマクレガー親子がその経験を乗り越え、父と娘の“愛と回復への旅の物語”を完成させた。今年、映画デビュー30周年を迎える英国を代表する名優ユアン・マクレガー。実生活では長年連れ添った妻との離婚、再婚によって娘クララとの親子関係に問題を抱えていたユアンだが、そんなクララが最愛の父へ送った1つのラブレター“脚本”をきっかけに本作は生まれた。

親子の愛は複雑だけど愛おしい。『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』は、2024年7月5日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー。

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