【ライブレポート】ITZY『ITZY 2ND WORLD TOUR <BORN TO BE>』日本公演を完走!「また会いましょう!」

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■中盤には、メンバーがソロ楽曲をパフォーマンスするセクションも!

5人組グローバルグループITZY(イッチ)が、2月の韓国公演を皮切りに、約半年をかけて世界28都市を回るITZY最大級のワールドツアー『ITZY 2ND WORLD TOUR <BORN TO BE>』の日本公演を完走した。

2023年に行われた『ITZY THE 1ST WORLD TOUR <CHECKMATE>』より、さらにパワーアップした今回のワールドツアー。5月17日・18日・19日の東京・国立代々木第一体育館 、5月22日の大阪・大阪城ホールの全4公演にわたって、圧倒的なパフォーマンスを繰り広げた。

迫力あるバンドサウンドとともに火花が上がり、ステージは韓国アルバムの最新曲「BORN TO BE」からスタート。

「BORN TO BE」は、かっこよさ全開の、一糸乱れぬ最高難易度のパフォーマンススキルが全面に押し出された楽曲。大勢のダンサーとともに、圧倒的な群舞パフォーマンスを見せつけた。「BORN TO BE」のラストでは、バックスクリーンを利用したシルエットの群舞を披露。印象的な1曲で幕をあけた。

勢いのあるダンスが中心の楽曲を立て続けに披露したあとは、「MIDZY(ITZYファンの総称)の皆さん! 本当に会いたかったです! ITZY 2ND WORLD TOUR <BORN TO BE> in JAPANへようこそ!!」というイェジの言葉を皮切りに、メンバーそれぞれが挨拶をした。

リュジンは「前回のコンサートに来てくれたMIDZYは?」「初めて来てくれたMIDZYは?」とファンに問いかけ、距離を感じさせないほどコールアンドレスポンスを楽しむ。スタンド席のファンや遠くの席のファンへも手を振り、会場に来てくれた全員のMIDZYに挨拶をした。

挨拶のあとは、ITZYの代表曲である「WANNABE」をパフォーマンス。イントロではメンバーそれぞれのソロダンスを披露し、その勢いのままブームとなった“肩ダンス”へ。観客からは、待ってました!と言わんばかりの大歓声が起こった。ダンスブレイクでは会場が揺れるほどの盛り上がりで、会場の全員が一体となって「WANNABE」を楽しんでいた。

次のセクションでは、韓国アルバム『BORN TO BE』に収録されている、初のメンバーソロ楽曲を披露。

チェリョンは、「Mine」で大人の魅力を最大限に引き出したパフォーマンスを披露。鏡合わせの振り付けが、楽曲とチェリョンの雰囲気に非常に合っていた。

リュジンは、ロックテイストが印象的な「Run Away」を披露。ダンスパフォーマンスに定評のあるリュジンだが、感情のままに歌う姿でボーカリストとしての新しい魅力を見せた。

ユナは、末っ子らしい可愛さが溢れたポップサウンドの「Yet, but」をパフォーマンス。サビのキャッチーな振り付けがユナにピッタリで、表現力の豊かさが目立っていた。

ソロステージの最後を飾ったのは、イェジの「Crown On My Head」。ITZYのシグネチャーポーズである王冠が何度も出てくる振り付けであり、圧巻のパワーと歌唱力が際立ったステージだった。

ライブ中盤には、日本オリジナル楽曲も披露された。

2023年10月にリリースされたJAPAN 1st アルバム『RINGO』より、タイトル曲の「RINGO」をパフォーマンス。バンドアレンジされたラテン調のアップテンポのダンスミュージックに、ファンのボルテージも最高潮に。メンバー渾身の、全力パフォーマンスで会場を魅了した。

さらに、5月15日にリリースしたばかりのJAPAN 3rd シングルの「Algorhythm」を初披露。いつもの強くてクールなITZYとは一転して、明るい曲調でポップな面を見せている。ダンスブレイクではさらに盛り上がり、記念すべき日本最新曲のステージとなった。

迫力あるパフォーマンスステージは続き、韓国アルバムのタイトル曲である「LOCO」「Not Shy」「CAKE」「SNEAKERS」を披露し会場もヒートアップ。「LOCO」では、メンバーそれぞれが円形の乗り物に乗った演出があったり、「Not Shy」の前には、ライブダンサーとバンドメンバーのフォーカスシーンがあったり、よりいっそうパフォーマンス力の高さが伝わるステージが続いた。

「SNEAKERS」では、観客と一緒に歌う場面もあり、ITZYとファンが心の底から楽しんでいる様子が伺えた。

アンコールでは、JAPAN最新シングル収録曲「No Biggie」とJAPAN 1st シングルの収録曲でありながら根強い人気を持つ「Spice」の2曲を披露。

最後の挨拶で、ユナは「日本のMIDZYたちがこの会場をいっぱいに埋め尽くしてくれました。だから心からありがとうという気持ちを伝えたいです」「今日はほんまにほんまにありがとう! 大好きよ大好き~」と何度も何度も感謝を伝えていた。

チェリョンは「今日は私たちと一緒に楽しい時間を過ごしてくれて本当にありがとうございます! MIDZYと私たちとのこの楽しい時間は宝物です」「だからずっとそばにいてくださいね!」とファンへの愛を伝えた。

リュジンは「こんなに大切なMIDZYと、そしていたずらっ子なMIDZYと今日過ごせて本当に楽しかったです!」「本当に今日ありがとうございました!」とMIDZYの様子がすごく素敵だと伝えた。

イェジは、「今日もMIDZYたちの顔を見ながら、皆さんが幸せであることが私も感じられました」「こんなに大きなホールでステージができることをとても幸せに思います」「私たちの夢になってくれてありがとうございます!」とライブで感じた率直な想いを話した。

メンバーのコメントのあとには、5月26日に誕生日を迎えるイェジのサプライズバースデーを実施。ステージに大きなケーキが登場し、イェジは「本当にびっくりしましたー! 予想してなかったんですけれど、大阪の最後のコンサートでお祝いしていただき光栄です!」とコメント。ユナの掛け声の合図で、会場のみんなで「誕生日おめでとうー!!!」と、24歳になるイェジの誕生日をお祝い。そのあとには、記念撮影も実施された。

最後は、デビュー曲の「DALLA DALLA」を披露。ステージの隅々まで歩き、ファンとの時間を楽しんだ。そして、ステージ中央で「また会いましょう!!」と全員で叫び、『ITZY 2ND WORLD TOUR <BORN TO BE> in JAPAN』の全4公演は大成功で幕を閉じた。

撮影:田中聖太郎写真事務所(田中聖太郎、河村美貴、ヨシモリユウナ)

リリース情報

2024.05.15 ON SALE
SINGLE 「Algorhythm」

ITZY OFFICIAL SITE
https://www.itzyjapan.com