ソニー、SIMフリー約7万円でカメラ2眼になった「Xperia 10 VI」。3.5mmジャック健在
「Xperia 10 VI」ブルー
ソニーは、Xperiaのミッドレンジモデル「Xperia 10 VI」を国内の通信事業者より7月上旬以降に発売する。カラーはブラック、ホワイト、ブルーの3色。価格は通信事業者の発表を参照のこと。SIMフリーモデルも7月上旬に発売予定で、店頭予想価格は70,000円前後。専用カバー(店頭予想価格5,000円前後)も用意する。
ハイエンドモデル「Xperia 1 VI」については別記事にまとめている。
前機種からの大きな変更点は、Xperia 5 Vのように3カメラから2カメラ構成になったこと。超広角が16mm/F2.2、メインの広角が26mm/F1.8で、メインカメラにて2倍相当の52mm撮影時には有効高画素数4,800万画素部分をクロップして1,200万画素で記録するため、デジタルズーム時に発生する劣化がなく、綺麗に撮影できる。
左からホワイト、ブラック、ブルー
カメラアプリはXperia 1シリーズと統合。Xperia 1シリーズに搭載されているプロモードは非搭載となっている。直感的に操作できるUIに刷新され、暗所での自撮りに自動フラッシュ機能が追加、好きな色味で撮影できる「ルック」や、前機種から搭載している手のひらシャッターなど、手軽に撮影体験が楽しめる。
写真や動画を選択してBGM付きの短い1分動画を自動生成するVideo creatorアプリも搭載する。
オーディオ面ではフロントスピーカーがさらに強化。低音域は70%以上、高音域も40%以上音圧レベルを向上。全体で最大音圧レベルが約12%向上し、サウンドもよりクリアになったという。従来通り、ワイヤレスでもハイレゾ相当で楽しめるLDACコーデックや、3.5mmヘッドフォンジャックも備えている。
3.5mmジャックは今回も健在
ディスプレイは6.1型フルHD+の有機ELディスプレイを装備。アスペクト比は従来と変わらず21:9。
バッテリーも強化。充電なしでの2日間利用も可能とのこと。
メモリは8GB、ストレージ容量は128GB。SoCはSnapdragon 6 Gen 1 Mobile Platform。
外形寸法は155×68×8.3mm(縦×横×厚さ)。重量は164g。
専用カバーは、Xperia 1/5シリーズと同じく縦置きに対応。新たにストラップホールを備え、リングストラップが同梱している。
Xperia新商品発表 - 2024年5月15日