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ジョージ・ミラー監督の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)でキャストたちは過酷な撮影を経験し、その日々は書籍『マッドマックス 怒りのデス・ロード 口述記録集 血と汗と鉄にまみれた完成までのデス・ロード』としてまとめられたほどだ。この映画のシリーズ最新作『マッドマックス:フュリオサ』も、非常にこだわりある撮影を行ったようだ。なんと、15分間のアクションシーンの撮影のために78日間も要したという。

ミラー監督長年の製作パートナーであるダグ・ミッチェルが英Total Filmに語った。この撮影では毎日200人ものスタントを要し、制作中のコードネームは「Stairway to Nowhere(終わりなき階段)」だったというから、その途方もない規模感が察せられる。

主演のアニャ・テイラー=ジョイによれば、この壮大なシーンは「フュリオサがいかに基地に飛んでいるのか、そして彼女の闘志を理解するために非常に重要なシーン」なのだそいう。「私たちが撮った中でも一番長いシークエンス」で、撮影が完了した日は全員に『Stairway to Nowhere』の名のワインが贈られたそうだ。

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『マッドマックス:フュリオサ』は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』前日譚。舞台は世界の崩壊から45年後。すべてを奪われた“怒りの戦士”フュリオサ(アニャ・テイラー=ジョイ)が、人生を懸けて故郷=緑の地へ生きて帰ろうとする、修羅の道が描かれる。

かつてバイカー集団にさらわれ故郷への帰還と復讐を誓ったフュリオサは、この度描かれるMADな世界で、いかにリミット突破の怒りを炸裂させるのか。ならず者バイク軍の頂点に君臨する暴君ディメンタス将軍が、可愛い熊を携え改造バイクで絶叫する、その圧倒的な狂気とは。

前作でも登場した、恐怖と暴力で荒野を支配するイモータン・ジョーと、彼を崇拝する戦士=ウォーボーイズたち。世界中を熱狂の渦に包み込んだ前作にも増して、唯一無二の世界観に血湧き肉躍り圧倒される。

衝突!破壊!爆発!一瞬も目を離せない大迫力の映像が連続。生き抜くため改造された車やバイクが爆走しながら繰り広げられるカーアクションと肉弾戦。映像の最後ではロングヘアからお馴染みのバズカットへと姿を変えるフュリオサの姿が、怒りの戦士として覚醒を予感させる。前作にも登場してきたキャラクターたちと本作で登場する新キャラクターたちが、フュリオサの物語にどのように関わっていくかにも注目だ。

果たして、78日間かけて撮影した15分のシーンの全貌とは?『マッドマックス:フュリオサ』は2024年5月31日、日本公開。

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