JRT四国放送

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小林製薬の「紅麹」を使ったサプリメントで健康被害が出ている問題を受け、徳島県は3月27日の夜、危機管理連絡会議を開きました。

会議には県の関係部局から18人が出席しました。

はじめに安全衛生課の担当者が、サプリメントを摂取した人が2人死亡(会議の時点で)するなど、全国の現状を説明したあと、県内では「紅麴」を使った食品の取り扱いについてホームページやラインを使って周知していることや、「ベニコウジ色素」を使った食品の安全性について相談が2件あったことが報告されました。

続いて危機管理環境部の副部長が、「対象商品を購入した人は、ただちに摂取をやめ、体に異常があれば医療機関や保健所に相談するよう周知すること」、「国から対応が示されたら適切に対応すること」、「危機管理政策課と情報を共有すること」の3点を指示しました。

県内では会議の時点で健康被害などは確認されていません。