涙なしでは……。
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 小芝風花が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場「大奥」(木曜よる10時〜)第8話(3/7放送)が、涙なしでは観られない号泣回だと話題になっている(※一部ネタバレを含みます)。

 産気づいた五十宮倫子(小芝)だったが、子を産むにはまだ早い時期だったため、悲しい結末を迎える。産まれた娘を抱きながら、号泣する倫子。その後は放心状態でふさぎ込んでしまい、家治(亀梨和也)に対しても「今は……上様のお顔を見るのがどうしようもなくつらいのです……」と冷たい態度をとってしまう。そんな悲痛な様子の倫子に対し、SNS上では「涙涙でした」「ガチでつらい」「涙腺が爆発しました」の声が。

 そんな中、新たな側室となったお品(西野七瀬)が懐妊したことで、お知保(森川葵)の産んだ竹千代との世継ぎ問題が勃発する。倫子の産んだ娘などいなかったかのような大奥の騒ぎに、心中穏やかではない倫子。そんな倫子を労わるかのように、家治は「そなたが長い間、身体の中で大事に育て、 わしらのもとに産まれてきてくれた娘のことを…… 決して……忘れはせぬ」と声をかけ、娘の名前を「千代」と名付けた。悲しい試練を経て夫婦のきずなを深めあった二人の姿に「この夫婦に幸せが訪れますように」「上様の優しさが御台様に伝わってよかった」と夫婦愛に泣けるとの声が。

 さらに、竹千代が倫子に松ぼっくりを2つ渡し「御台様と妹の分にございます。竹千代にはとてもかわいい妹がいると母上から聞きました」と告げると、優しく竹千代を抱きしめながら「ありがとう……。 そなたは、優しい兄上ですね……」涙する倫子。お知保の気遣いが感じられるエピソードに「お互いの優しい愛情が表現された素敵なシーン」「涙でほぼ見えませんでした」「冷たい大奥の中が少しずつ優しい世界になってく」と優しさに涙したとの声が。

 このほかにも、「演技めっちゃよかったです」「熱演が光った回でしたね」など、つらいシーンを演じきった小芝への絶賛の声が多く寄せられた。

 フジテレビのドラマ「大奥」シリーズとして5年ぶりに復活する本作は、人はなぜ愛を求めるのか、愛とは何なのかをテーマに描く。江戸中期を舞台に、第10代将軍・徳川家治との政略結婚を強いられた主人公・五十宮倫子が、人間たちの思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く大奥で熾烈な闘いに挑む。(今井優)